塚田正平は226事件の混乱の後、首相に就任し、戦線拡大を図る軍部を抑え、彼の理想とする社会を建設しようとする。この小説は正平の首相就任から始まり、少年期の生い立ちや成長、やがて指導者になるまでの物語です。 226事件により日本は大きく変わりました。軍部が政治をコントロールし日本は支那事変から太平洋戦争に突き進み、そして敗戦した。226事件後もう少し戦略的、大きな世界観を持った人物が日本を指導したならば、不幸な歴史を変えられたのではないのか。そんな妄想からこの物語を書き始めました。 歴史上の人物も登場しますが、そうでない者も含めてその言動は全て私の創作です。
更新:2021/12/20
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パラサイトを扱う話です。老人梶谷勇策の体は怪物に侵入されてしまう。地球を制圧しようとする怪物に対して、経験と知恵を持って説得し、なんとか共存の道を開こうとする。そんな出だしで始まり、やがて少しでも余命を伸ばしたいと野望を共通して考えるようになる。 主人公は生まれ変わり、新たな事業を開拓、展開していきます。 F・ブラウン「73万光年の妖怪」岩明均「寄生獣」などパラサイトを扱った小説や漫画がありますが、これとは別の視点で話を進めようと思います。 ダーウィンの進化論をより、現況に即し、理論的に解明したものとして、木村資生(もとお)氏の「中立論」があり、木村氏の功績は高く評価されています。浅学の私にとり進化説は難解で理解出来ないのですが、話しの中に進化や生物などの不思議さについて、少しでも面白く描けたらと考えています。
更新:2022/6/22
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