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作者:森田しょう

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作:森田しょう

BLUE・STORYⅡ

西暦2026、春。 突如として、第三次世界大戦が勃発する。 “謎の組織”による一方的な攻撃……これにより、ものの数日で人類の約半数が死亡した。 だが、“謎の組織”は突如として消え去り、残されたのは謎と――崩壊した世界だった。 後に、人はこれを“アルマゲドン”と呼んだ。 それから時は経ち――約2000年後。 宇宙歴999。 西暦時代の国連を基とした組織「宇宙国際連邦」――「Space International Commonwealth」――通称“SIC≪シック≫”の本部コロニー“セフィロート”にある、“天枢学院”と呼ばれる学校に、一人の少年がいた。 彼の名は、ゼノ=エメルド。 彼は特殊能力者“チルドレン”と言われる人間であり、その中でもトップクラスである“SSSクラス”に所属していた。 ある日、セフィロート内にてテロが発生する。それは“神の手――GOD・HAND(通称GH)”と呼称される反政府組織“PSHRCI”が起こしたものだった。 ゼノは親友・ディン、そして義妹・サラと共に、テロ鎮圧のために行動を開始する。 「動くな!」 ゼノたちに向かい、銃口を向ける少女――フィーア。 その出逢いは、少年たちを数奇な運命へと巻き込んでゆく。 咎を背負いしものたちが織り成す、血塗られた生命の軌跡。 紐解かれゆく神と人と星の物語。これはその第六章――最終章である。 EpisodeⅥ――全ての始まりにして、全ての終わりなる時へ―― ※「BLUE・STORYⅡ」とありますが、前作を知っている・知らないに関わらず内容がわかるようになっております。これはこれで独立したお話なので、ご安心ください。

更新:2023/9/10

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