伯爵家の娘として生まれた私の前世は、九尾の狐だった。とはいえ、前世も今世も落ちこぼれ。そんな私だが、前世では九尾の一族きっての超エリートな御方にお仕えしていた。こっちに転生してから出会った親友が、修道院で育ったから貴族令嬢としての振る舞い方が分からない、と言ったので、あの方に近付くように指導したら………出来上がったのは、悪役令嬢?そのままの勢いでお隣の王様を堕としてきた彼女に、侍女として一緒に行ってほしいと言われて、諸事情(※たまにでる尻尾と耳)で結婚する気もなかった私は、就職出来たーと喜んでついて行った。そして就職先で出会ったのは、酒飲み友達希望者(?)これは、残念零嬢と言われた私のちょっとした物語。
更新:2024/2/25
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バルバ帝国の将軍の娘であるエメリーンは、今日も大図書館に来ていた。興味を持っている遺跡に関する書籍を探すためと、ここで司書をしているクレイルに会うために。好意というより、単純に彼の持つ雰囲気が好きだった。父から手紙でジョーヤ国に来るように言われたエメリーンは、最後に彼に会いに来たのだ。そして迎えに来た皇帝陛下の使いと共に、大図書館を後にした。エメリーンには、五年前に決められた道があったのだった。「苦い恋」シリーズです。全三話になる予定です。
更新:2024/4/23
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ベルナルドは、図書館で真剣な眼差しで勉強をしている女性に出会い、心惹かれた。それが、誰であるのかを知らずに。アンジェラは、ある目的を持って毎日、図書館で勉強をしていた。瞳の色が家族と違う、たったそれだけのことで幼い頃からいない者として疎まれて育ったアンジェラだったが、いつの間にかその名前だけが身持ちの悪い娘として噂されていた。アンジェラの兄は、久しぶりにしっかりと見た妹に違和感を覚えた。噂とはほど遠いその姿に、『アンジェラ』とは誰なのか疑問を抱いたのだった。前中後編になりました。「苦い恋」シリーズです。
更新:2024/2/29
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『選べ』、生まれてすぐに神子として神殿に引き取られ、外の世界に触れたことのなかったシルフィーリは、故国を滅ぼした皇帝にそう告げられた。皇帝が君臨するこの場にいる人間の中から、結婚をしていなくて婚約者もいない人間を選ぶことが出来たのなら、シルフィーリは生き残ることが出来る。大勢の人の中からシルフィーリが選んだのは、皇帝のすぐ傍にいた青年だった。 腹黒眼鏡(24歳)× 訳あり神子(10歳)の年の差婚約者の溺愛成長録。
更新:2024/2/29
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ルカと婚約をしたセルフィナは、王太子妃の話相手になった。そして、タニア王女の生贄となった。何を相談しても気のせいだと言っていたルカと王太子。自分とお腹の子供を守るために、セルフィナにタニアの憎悪を引き受けてもらおうとした王太子妃。結局、セルフィナの身と心を傷つけてルカとの婚約は終わりを告げた。前後編を予定しております。
更新:2024/2/3
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婚約破棄騒動を経てフリーになったルーチェリエは、周囲を気にすることなく大好きな商売に全力を注ごうと決意していた。一方、ランディオールはルーチェリエをデートに誘う余裕もないほど忙しく、ようやく誘っても仕事で忙しいと断られていた。そんなある日、ルーチェリエが仮面舞踏会に出掛けると知ったランディオールは、自らもその場に出向き、ようやくルーチェリエを捕まえた。短編「婚約破棄は証人と共に」の続きになります。「妻、探しています」のリセとレオンハルトもちょこちょこ出ます。
更新:2024/3/12
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侯爵家の次女として生まれたが両親は姉にかかりっきりでその存在をすっかり忘れているようだった。けれど、次女は両親以外の愛情を受けてしっかり成長して、さっさと逃げ出すことにした。なのになぜか第2王子に絡まれるし、存在を思い出した父親に泣きつかれたり(予定)と本人的に面倒くさい展開になっていく。 お姉様な師匠やシスコンの弟、謎の執事さん等々個性的な面々に見守られながら生きる『ウィンダリアの雪月花』と呼ばれる存在の少女に恋したのは…。 転生、といっても残っているのは知識だけ。その知識を持って平民ライフを目指す少女のお話です。 恋愛要素は薄めかもしれません。 書籍化の為、PNを変更いたしました。 10月25日にオーバーラップ文庫さんより第2巻が発売されます。よろしくお願いします。
更新:2024/4/23
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コーネリアは夜会でギルバートを観察していた。元々コーネリアは他の人間を観察することが好きだった。最初は家族の面倒事から己の身を守るために始めた観察だった。そしてずっと見ていたからこそ気が付いた。ギルバートもまた、コーネリアと同じように、いや、それ以上に冷徹な目で周りを観察していたことに。「苦い恋」シリーズ。三話か四話くらいの予定です。
更新:2024/4/13
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「待って、やめて下さい。やめてー」「うん?なぜだ?家族を守るのは妻たる私の役目だ」「お母様のお好きなように。後始末は僕たちでがんばりますから」 天然人たらしの引き取られた夫(義父、通称:猛獣使い)、辺境の女帝と呼ばれるどこまでも格好良い妻(義母、通称:猛獣)、悟りを開きそうな息子(義息子、のちの通称:魔王、もしくはサンマオ(参謀ポジションなのに魔王感が半端ねぇ))、目指せ!仲良し一家のほのぼのハートフル辺境ライフ。ぽやっとしたヒロイン(♂)と危機には真っ先に駆けつける騎士(♀)の胸キュンもあるよ(多分、いける!……かなぁ)短編の続きです。あっちが出会い編ならこっちは家族編です。
更新:2024/4/5
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