「霧のはし 虹のたもとで 3rd Season」 エートスは 彼の日常に 個性に そしていつしか――、生き甲斐になる ロンドンと湖水地方、片道3時間半の遠距離恋愛中のコウとアルビー。大学も始まり、本来の自分の務めに追われるコウの日常は慌ただしくすぎていく。そんななか、ジャンセン家に新しく加わった同居人たちの巻き起こす旋風に、コウは翻弄されてゆく。 毎水曜日0時に更新します。(アルファポリス先行掲載しています) ***** 今回はコウの一人称視点に戻ります。続編として内容が続いています。初見の方は「霧のはし 虹のたもとで」→「夏の扉を開けるとき」からお読み下さい。番外編「山奥の神社に棲むサラマンダーに出逢ったので、もう少し生きてみようかと決めた僕と彼の話」はこの2編の後で読まれることを推奨します。
更新:2024/4/22
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小さな悪魔は人間になりたいと思っていました。 手を繋いでにこにこと歩いている親子や、お互いの瞳を見つめ合っている恋人同士がとても幸せそうに見えたからです。 小さな悪魔はいつも一人ぼっちでした。彼は悪魔なので、みんなから恐れられていました。誰も彼と仲良くしてはくれません。だから、人間になって人間の仲間に入りたいと思ったのです。 読み切り短編連載の予定です。不定期更新。
更新:2024/4/8
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この出逢いに、人生を賭ける――。 近未来企業小説。類まれな才能との出逢いが、義務と規律に縛られ生きてきた英国貴族嫡男ヘンリーに生きる意味をくれた。 パブリックスクールを舞台に繰り広げられる青春と、未来を変革する発明を武器に世界へと乗りだしていく彼らの戦いの物語。
更新:2022/3/7
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『胡桃の中の蜃気楼』番外編 ヘンリーとフランクの出会い編です。 英国全寮制パブリックスクールを舞台に、度重なる嫌がらせに、苦虫を噛み潰したような顔をして日々を過ごしてきた少年ヘンリーの日常を、偶然話しかけてきた馴れ馴れしい少年が変えていく、そんなお話です。 突然降り出した雨が、強く石畳を叩いた。 「そんなに濡れて。そこで雨宿りして行けよ。コーヒーを御馳走するよ」 「きみ、泣いているのかと思った」
更新:2017/4/25
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『胡桃の中の蜃気楼』パトリック・ウェザーのスピンオフ。 学舎の一階の、図書室の一番奥にある出窓には、鈍い赤色の皮の張られたベンチがある。 窓越しに眺める、僕の視線の先には…。表に出される事のない想いの行く末は?
更新:2017/3/28
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すでに初老の域に入っているビル・ギャレットには、一人の文通相手がいる。独り身のまま生きて来て、孤独に日々を過ごすビルにとって、その異国の友人とのメールのやり取りは、ただ繰り返される日常の中でただ一つの楽しみだった……。
更新:2017/2/22
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