「リット、花嫁を交換しよう」 「は?」 コイツはなにを言ってるんだ? まさか式を同じ日にしたいと言い出したのは両国の繁栄と友好関係を諸国に知らしめるためではなくこのために? と、誰しもが思うであろう。 しかし俺の親友アグラストは大国の王太子であり、俺の婚約者ミリーと密かに思い合っていたことには気づいていた。 小国の我が国。政略結婚同士。なにより親友と婚約者は両思い。 二人が幸せになるのならと俺とフォリア嬢は花嫁交換を了承することにしたのだが、もしやフォリア嬢、めちゃくちゃ我が国と相性がいい? 読み直しナッシング書き溜め用。 多分あんまり長くしない。
更新:2021/5/5
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