名探偵として数々の大事件にかかわってきた私立探偵・榊原恵一。だがしかし、彼だっていつも大事件にかかわり続けているわけではない! 榊原やその関係者たちがかかわってきた、シリアスからギャグ、そして日常から殺人まで、様々なネタが詰まった一話完結の珠玉の短編集。肩の力を抜いて読んでみてください。書きたいときに書く不定期更新です。(『カクヨム』でも掲載中)
更新:2024/4/25
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「眠りたい男はコーヒーを飲んだ。この明らかに矛盾した男の行為の理由を推理して当てれば良いのですね?」 「ああ、その通りだよ。ルールは分かっているよね? 『はい』か『いいえ』で答えられる質問ならいくらでもしていいよ」
更新:2021/4/19
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2009年2月。東京では「魔女人形連続殺人事件」という謎めいた事件が発生していた。被害者は全員同じ人形のストラップで首を絞めて殺されており、しかもそれぞれにつながりらしいつながりは一切ない。異常な殺人に過熱する報道。相次ぐ殺人に困った警察は、私立探偵・榊原恵一に事件についてのアドバイスを依頼するが……。
更新:2013/11/1
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滋賀県豊郷町豊郷小学校旧校舎。某アニメの影響でアニメの聖地となっているこの建物は、かつて町と町民が校舎保存をめぐって全面戦争を行った場所でもある。そんなこの旧校舎の三階で名古屋の有名建築士が殺害される事件が発生した。アニメの聖地で起こった事件に戸惑いを隠せない警察だったが、肝心の現場は完璧な密室。犯人は誰も入れないはずの三階から忽然と姿を消していたのだ。事件は行き詰まり、進退窮まった担当刑事は、静養で自宅に逗留している友人の私立探偵・榊原恵一に事件の調査を依頼。榊原はこの難解な事件に介入することになる……。アニメの聖地で起こった密室殺人事件の真相とは何なのか。
更新:2013/8/16
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2010年7月、榊原探偵事務所の事務員である深町瑞穂は、友人の笠原由衣に誘われて湘南海岸へ海水浴に出かける事になった。人数が足りないという事で名探偵・榊原恵一や秘書の亜由美もこの海水浴に同行することになるが、まったく空気を読まずに真夏の太陽の下でスーツを着込む榊原の見守る中、各々が楽しい休日を満喫していた。が、引率者である由衣の大学の教授が溺死体となって海岸に漂着したことから事態は急変。榊原は県警の要請で捜査に参加するが、容疑者となった由衣の級友たちには全員アリバイがあった……。真夏の海水浴場で、空気を読まない名探偵が見せた推理とは。
更新:2013/12/8
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2009年8月、榊原探偵事務所の自称助手・深町瑞穂は滋賀県大津市にある叔母の家からの帰りで大津駅に立ち寄っていた。が、電車を待っているとそこにかつての事件で知り合った京都府警の刑事たちが現れ、わけもわからないままに駅員室に連れ込まれてしまう。その前日、京都の金融会社社長・石倉元治の娘が何者かに誘拐されるという誘拐事件が発生しており、彼ら京都府警はその身代金受け渡しの真っ最中だったのだ。警察や石倉をあざ笑うかのように彼らをあちこちへと引き回す犯人。一連の行動から警察はこの大津駅で犯人が身代金を奪取するつもりと見て厳戒態勢を敷く。が、その直後、警察の想像を超えるとんでもない事態が発生して……。榊原の自称助手・深町瑞穂が探偵役のスピンオフ作品登場。
更新:2013/11/1
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2009年7月、刃物を持った一人の男が都営バスをバスジャックするという事件が発生。東名高速を疾走するバスに対し、警察は機動隊による強行突入を決行するが、突入の際に乗客の一人が犯人の刃物に刺されて死亡してしまい、事件は悲劇的な幕引きを迎えた。ところが、逮捕されたバスジャック犯は最後の乗客殺害に関しては完全否認。しかし、状況的に機動隊の突入時に犯行を行えるバス内部の人間はそのバスジャック犯しかいない。困った担当弁護士は、大学時代の友人である私立探偵・榊原恵一に犯人の発言の成否を判断してもらうことにしたのだが……。
更新:2013/6/19
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