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作:ろーぐ・うぃず・でびる

‐禁忌の召喚者‐ ~The Toboo summoner~

https://www.roug-gdon.com/ こちらにも掲載しています。 「戦わせてください。どうせ死ぬ命なら、身体動くならもがいて死ぬ方がよっぽどいい!」 日本のとある町、天護町。 その病院で、奇病に侵された瘦せ型小柄、茶髪の十二歳の少年が居た。 名を、朝空 快(きよそら かい)。 余命は残り二ヵ月だと宣告され、絶望に打ちひしがれていた時。 病室のどこからともなく、来訪者が現れた。 来訪者は、世界を救うための旅をしているのだ、という。 来訪者は快に「病の元凶が居る……一緒に倒しにいってみないか?」と、煽ると来訪者に返ってきたのは、期待通りの言葉だった。 「戦わせてください。どうせ死ぬ命なら、身体動くならもがいて死ぬ方がよっぽどいい!」 その言葉に、微笑を浮かべる来訪者から手に託されたのは魔力を持つ指輪、宝石、悪魔を操る印章札……。 かくして、少年の、明日を掴む為の戦いが始まる。 禁忌神話伝第二弾、始動。 第二章 強大なる、神すら超越するという古代からの存在、“禁忌”の謎。 そして、人の身ならば混迷に暮れるであろう“生”の意味。 自らの内と、再び立ちはだかる脅威を前に、快は何を想う。 少年の戦いの物語は、続く――。 最終章 己の内に、宿る力の正体。 自らの存在理由。 そして――周囲の者達。 それらを前に、快は何を思い、何を決断するのか。 誰にも知られぬ、天護町での戦いは――続いていく。

更新:2022/8/14

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作:みつえ

GSPS_小惑星級規格外超巨龍、またの名を、

※次章更新8/11〜16 全25話(1日4話投稿、0時、10時、16時、22時で予約してあります) 20世紀も終わる頃。 人々は祈りを込めて宇宙に黄金の円盤を投げた。 GSPS〈ゲシュペス〉。 それは500年前突如として現れ、月を破壊し、大陸を一つ消滅させた大災厄、小惑星級規格外超巨大存在の名である。大陸消失、海面水位の上昇、衛星破砕による潮汐力変動、生物種90万弱の絶滅、燃料資源の喪失、技術遺失……結果として当時の総人口のうち85%に相当する42億人が死亡した。人類文明は後退を余儀なくされ、月面着陸さえ目前に控えていた人類は500年経った今でも再興することなく空ばかり見上げている──そんな世界。 森の中で、一人の少女が自殺した。 とある女が死んだばかりの少女を見つけた。 二人の間に言葉はなかった。意味を結ぶことのなかった出会いはしかし少女が何故か蘇ることで形を得る。さる理由で命を狙われ続ける少女フェアは、規格外の強さを持つ女G2P(ガフプ)と共に旅することを決めた。G2Pが、星を破壊することが可能な大災厄の御身そのものだとは露知らずに。 そうして現生人類12億人の絶滅可能性、そして何より星破砕の危険を秘めた旅が始まった。 ──もう誰も黄金の円盤など覚えていない。

更新:2022/8/16

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