勇者パーティを追放されたイレイナだが、追放時に放たれた「料理の一つもできない」という言葉が深く脳に刻まれていた。 そのため、再会した幼馴染かつかつての仲間との会話を経て、イレイナは一つの決断に踏み切る。 それは「料理人」に転職すること。 神による職業の恩恵を受けて、イレイナは料理の腕をめきめきと上げる――はずだった。 これは、呪われた料理音痴イレイナがそれでも料理をしようと悪戦苦闘し、ついでにその被害を被る可哀そうな青年ネストのコメディー(?)。
更新:2023/11/11
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子爵家の娘、フェリス・リッツ・エモルトンは魔法料理の天才であるがゆえに天性の料理下手だった。無意識に発動する魔法の影響で、作る料理が全て激辛になってしまうからだ。めげずに魔法学園の料理教室で料理を作るが、出来たのはいつもと同じくまともな人間が食べられないほどの激辛料理。そんなある日、留学中の隣国の王子・エドワードから「美味い!お代わりをもらえませんか!」と料理を絶賛される。「作っているわたくしにも食べられないくらい辛いのに……?」と訝しがるフェリス。けれどもとても美味そうに食べてくれる王子様の笑顔がまぶしくて、今日も彼女は腕を振るって料理を作るのだった。
更新:2021/11/10
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若い店主『メビウス=ハートレット』が営む食堂『竜の焔亭』。毎日、多くの客が訪れる活気ある店なのだがなぜか料理の味を罵倒する声は店の外にも響いている。料理の味に文句を言う客達に怒声を響かせるメビウスだが言い分はすべて客達が正しく、彼の料理は本来、他人に出して良い物ではない。それでも多くの客達がこの店に訪れるのには理由があった。それは店主自らが手に入れてくる多くの食材。竜の焔亭で使用されている食材の多くは食べた者達の能力を上昇する事が出来る魔物であり、客達は今日も貴重な魔物を使った不味い料理を食べにこの店のドアをくぐる。そんな、店主と客達の罵声が響く店内のドアを騎士鎧を身にまとった少女『セフィーリア=オーミット』が遠慮がちに店のドアを開けた。
更新:2018/6/30
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