子爵家の娘、フェリス・リッツ・エモルトンは魔法料理の天才であるがゆえに天性の料理下手だった。無意識に発動する魔法の影響で、作る料理が全て激辛になってしまうからだ。めげずに魔法学園の料理教室で料理を作るが、出来たのはいつもと同じくまともな人間が食べられないほどの激辛料理。そんなある日、留学中の隣国の王子・エドワードから「美味い!お代わりをもらえませんか!」と料理を絶賛される。「作っているわたくしにも食べられないくらい辛いのに……?」と訝しがるフェリス。けれどもとても美味そうに食べてくれる王子様の笑顔がまぶしくて、今日も彼女は腕を振るって料理を作るのだった。
更新:2021/11/10
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デスマーチ。悪魔の呪文。 それは殺されても強制的に生き返らせる呪文。その代償に、術者は最愛の者を失う。この物語の主人公、京四郎はデスマーチの呪文の使い手であり、この呪文は、扱いを間違えると宇宙を滅ぼす危険があった。 そのデスマーチの完全封印を目的に、天使は彼に干渉をかけてくる。 京四郎はほどなくして、戦いに巻き込まれる。そこへ京四郎の友である魔王ベルゼビュートが現れ、最悪の事態を防ぐために暗躍する。 天使とのやりとりの中、明かされる彼らの過去と、宇宙を滅ぼしかけた化け物の神話。 これは人間になった魔王と、魔王になった人間の物語。 一言でも感想くださるととても励みになります。 ※5月8日、33話部分と最終話を加筆改訂しました。結末が微妙に変化しています。 ※5月11日、さらに改訂。
更新:2016/5/5
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「婚約破棄、以前の問題でございました……」性格最悪、素行最低、国内外で嫌われ者の我が主君、ロゼッタ王女が無理やり結婚しようとした隣国の王子は、即刻縁談をお断りされました。(さもありなん)と蚊帳の外でうなずくわたくしですが、なんとその日の夜、ロゼッタ様を振った王子さまからプロポーズをされてしまいます。「あの、お気持ちはものすごく嬉しいですし、実はわたくしも殿下のことをお慕いしているのですが、わたくしはしがない下級貴族の娘で、ただの王女付きの侍女にございます。身分が違いすぎます」身を引こうとするわたくしですが、このプロポーズをきっかけに、二人の人生はあらぬ方向へと進展するのでした。
更新:2021/6/27
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主人公、晶は妹の沙夜香と共に見知らぬ世界に迷い混む。そこはクアドフォリオという世界。魔法と錬金術と科学が融和し、産業革命を迎えかけようとした混沌の世界。 晶は女騎士団長のサフィーリアと知り合い、騎士団に所属する代わりに住処と賃金をもらう契約を交わす。ダンジョン探索の手伝いをする日常の始まり。そんな中、彼は次々と魅力的な女性たちと知り合い、しかもそのほぼ全員から好意を向けられていく……。これは、そんな彼がハーレムを形成するまでの物語。 基本的に短編の連作という形になります。 ※前半はご都合主義をてんこもりにしつつ18禁にならない程度にほのかにえっちですが後半から一気に話が重くなります
更新:2019/2/26
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ようやく、魔王が処刑される。記者である私は、取材をすることにした。なお、私は変態である。死刑直前のクズにインタビューするのが好きな変態である。自分の死を前にして、魔王様はどんな顔になるだろうか。知りたい。とても知りたい。そんな動機で取材したら、魔王の本来の姿を知ることになり……。これは、記者にして変態(クズ)である私、ナターシャ・トワの私欲を描いた物語。
更新:2020/3/9
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ツイッターでは政治や世の中の仕組みについて興味があり、自家創作としては魔王がいるファンタジー的な世界でさまざまな人間が冒険したり、あるいは為政者たる魔王の立場としてリアルに描いたらどうなるか、をシュミレートしつつ書くのが好きなわけです。私は。自身の黒歴史ノートを見返した時に、ただ埋もれさせるのはもったいないと思うのと、考えた設定をあとあとから容易に参照可能にするためにコラムとして残します。 本作は「オリジナルファンタジー作品作ってるんだけど、リアリティってどう出すんだろう?」という人(つまり私)向けの設定考察資料集。ご意見、ご感想、考察など大歓迎します。
更新:2020/5/24
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銃と魔法がある世界。魔王と竜がいる世界。国家存亡の戦乱が迫る中、孤独な精鋭の傭兵・ハルはかつて助けた少女と再会する。 「今度の仕事は、たった一人で王女を護衛する事らしい」 国家の謀略。魔王の嘘。師匠の策謀。そして復讐。主人公のピンチに現れる別れた妻。 苦難の旅を経て主人公たちは絆を深めあい、魔王へと立ち向かう。
更新:2021/4/23
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絶世の美女にして、後世の歴史家から希代の悪女と称されるアンヌ・ジャルダン・ド・クロード・レヴァンティン女伯爵は、醜悪な王子から一方的な恋愛感情を押しつけられるも拒絶。逆恨みした王子は権力を駆使して裁判所を抱き込み、でっち上げの罪でアンヌの地位、身分、財産、尊厳の全てを奪おうとする。だが、王子は知らなかった。アンヌの正体が「最終的に全員殺して解決する女」であることを……。 ※前半にエロ関係の胸糞展開、後半にやや残虐な表現がありますのでR-15のタグがついています。 ※恋愛ではないという指摘あり、ジャンルを異世界恋愛からヒューマンドラマに変更しました。 ※10/16 22:30に15日投下時の表現のおかしな点、分かりづらい点を編集・改訂しました。
更新:2021/10/15
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