乙吉は火の番をしている。 傍らでは熟練の炭焼きが鋸の手入れをする。 ヤマノカミに遭った、仲間はそう言って震えている。 死んでしまうぞ、若者が放った無造作な忌み言。 ひぃ……んと不吉な声で鵺鳥が鳴く。 オリジナル創作サイト「邯鄲夢」さんで催されたお題イベントに投稿した作品に加筆修正しました。子供の頃、祖母から聞いた話がベースになっています。 また、未だインターネット環境がなかった頃に「空色帝国」さんというサイト様に間借りしてアップしたことがあります。管理人さまがサイト放置のうえ音信不通なので、まだ検索すれば出てくると思いますが、同一人物の著作です(こちらに掲載するために加筆修正しましたので、細かい部分が変わっています)。
更新:2013/7/23
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民俗学を専攻する、田中香代は連れの夏実とフィールドワークに来た。 そこで香代は美しい青年と出会う――― 甘い、甘い、花の香り。 逃げられない、蜘蛛の糸。 本当のことそこまでホラーじゃないです。
更新:2010/4/28
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田舎へ旅行に出かけたカップルが、そこで見た「ムサカリ」というもの。老婆の説明を聞いて徐々に理解するものの、さらに恐怖におののくことになるとは。
更新:2012/12/9
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この御隣地蔵の名前にはちゃんとした由来があるそうな。元々、この地蔵のあった場所には村があったが、さしたる名もなく周囲からは隣村と呼ばれていた。隣村の跡に立っているから御隣地蔵なんて安易だと笑ってはいけない。笑えば、竜に祟られると言われている。では何故そういう名前がついたのか、山上村に伝わる伝承を紐解いてみよう。
更新:2008/5/26
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これは私が高校生の頃の話です。 深夜に目が覚めたとき、私は金縛りにあっていた。そのまま二度寝を決め込もうとしたが、部屋の外から自分を呼ぶ声が聞こえて・・・・・・ ※この作品はカクヨムにも掲載しています。
更新:2017/9/1
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