ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

タグ:現実世界恋愛小説

条件をリセット
詳細条件で探す

作:間咲正樹

いつもツンツンしてる毒舌後輩女子に、惚れ薬を飲ませてみたら……?

「富田、聞いてくれ、俺は遂に世紀の大発明をしてしまったぞ」 「はぁ? 冗談は顔だけにしてくれませんか部長? どーせまた子どもすら騙せないレベルの子ども騙しなんでしょ? この前なんてカチューシャに竹とんぼを付けただけのものを、タケコプターだってドヤ顔で言ってましたよね? 高校生にもなって恥ずかしくないんですか? それとも地球を温暖化から救うために、場の空気を冷やす研究でもしてるんですか?」  いつもながらの部員が俺と富田の二人しかいない、科学部の部室。  そこにこれまたいつもながらの富田の毒舌が響き渡る。  まったく、こいつも黙っていれば可愛い顔してるんだがな。  まあ、だがそんな態度を取ってられるのも今のうちだけだぞ、富田。 「今回こそは正真正銘、マジモンの大発明だ!」 「――? 何ですか、これ?」  俺は富田の目の前に、小瓶に入った透明な液体を置いた。 「ふふふ、これはな――惚れ薬さ!」 「は、はあああ!?」  富田はただでさえ大きいくりっとした目を更に見開き、口をあんぐりと開けた。 「これを飲んだ人間は、最初に目にした人間のことを好きになってしまうのさ!」 「いやいやいや、いくら何でもラノベの読みすぎじゃないですか部長? そんなのIQピテカントロプス並みの部長に作れるわけないじゃないですか? イタい妄想は部長の黒歴史ノートの中だけに留めておいてくれませんかね?」 「おやおや? さてはお前、これを飲むのが怖いんだな?」 「なっ!?」  瞬間、富田の額にドデカい怒りマークが浮かぶ。 「心の底ではこれが本物かもしれないと思ってるんだろ? これを飲んで俺に惚れちゃうのが怖いんだ。だからそうやって何とか飲まない方向に話を持ってこうとしている。違うか?」 「ぜ、全ッッ然違いますよッ!? だーれが部長のヘッポコ発明品なんかを怖がるもんですかッ! ――いいですよ、飲めばいいんでしょ飲めば! これをインチキだって証明して、二度と立ち直れないくらい罵声を浴びせてやりますからねッ!」 「ふふふ、楽しみにしているよ」

更新:2022/3/4

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

作:間咲正樹

萌え系オンライン麻雀ゲームで最高ランクまで上り詰めた比嘉くんと、アイドル声優だということを学校では隠している三波さん

最近俺はジャッポリートというオンライン麻雀ゲームにハマっている。 ジャッポリートの最大の特徴は、プレイヤーのアバターとして各種萌えキャラが設定できることだ。 今をときめく豪華声優が起用されていることもあり、今まで麻雀に縁がなかった層も取り込み一大ブームを巻き起こしている。 俺も元々は麻雀に興味はなかったのだが、推しの新人アイドル声優であるMINAがCVを担当しているキャラがいることを知り、軽い気持ちでジャッポリートを始めてみた。 だがいざやってみると、麻雀というゲームの奥深さにたちまちハマってしまい、ネットでプロの動画を観まくって猛勉強するまでになった。 その結果、今では最高ランクである十段に上り詰めたのである。 ――そんなある日、クラスメイトの前髪メカクレ女子、三波(みなみ)さんがMINAだと発覚!? しかも俺に麻雀を教えてほしいと懇願してきて……!?

更新:2022/2/4

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

※作品の評価点について

登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。

書籍化/コミカライズのタグについて

該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。