「『死神』を殺してちょうだい」 19世紀、ロンドン。英国紳士という仮面の裏で殺し屋業を営む男・ヘンリーのもとに、その小さな依頼人はやってきた。 メアリーと名乗った少女の依頼は、近頃巷を騒がせる殺人狂――通称『死神』を殺害すること。ヘンリーはメアリーとの不器用な共同生活を送りながら神出鬼没の『死神』を追うことになるが……。 ※感想欄に重大なネタバレが含まれますのでご注意下さい。 ※マイナージャンル応援企画『The Killer’s Project』第1回後半戦参加作品です。企画詳細についてはページ最下部のバナーより企画HPをご覧下さい。 ※エブリスタ、セルバンテスにも掲載中です。
更新:2015/10/12
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私の近頃の悩みは、男好きの義母が十歳近くも年下の男と再婚すると言い出したこと。 でも、むかつくのはそれだけじゃない。相手の男――セルダン伯爵が、義母よりも何枚も上手の遊び人で、上っ面だけよくて、狡猾で、嫌味な若造なのだ。 そんなのが、義母の再婚相手になるなんて。これはもう、絶対に再婚を阻止するしかない! 午後の優雅なティー・タイム、それが私と奴の戦場だ。 19世紀ヨーロッパ風ラブコメディ。個人サイト掲載分を改稿。
更新:2018/5/7
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絵を趣味にしている「私」は、ひょんなことから貴族ブリュメンタール家を訪れる。 家の主は、金の髪と青い目を持つ美少女、フィーネ・ブリュメンタール。社交界嫌いの変わり者だが、急成長を遂げる化粧品会社の敏腕経営者。「私」は彼女の絵をぜひ描きたいと申し出る。 しかし、彼女は一つだけ条件を出した。 それは、「私を描く前に、執事であるヴィクトリカを描くこと」。 ヴィクトリカもまた、中性的な美貌を持つ青年であった。 いぶかしく思いながらも、彼をモデルに絵を仕上げていくが、壁にぶつかって―― ※前後編構成にする予定です。
更新:2014/10/28
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