今日もいつものように機械をいじっていると、見知らぬ廃墟にいた。 あたりを見渡せば愛用の工具箱が置いてあった。廃墟には器械の残骸がたくさんあった。これはこれは、修理(解体)しがいがある。これらがあれば、ここがどこだろうと僕は文句はなかった。 工具箱に忍ばせていた愛読書の『図解 古代・中世の機械技術』と愛用の工具を片手に、自動販売機(硝子魚や魚ジュースが出てくる)を製作し、それを近くの村に設置した。そして、風車を復元するなど、異世界ライフを楽しんでいたら、神の神殿にある「神の器械」を直して欲しいと頼まれた。 そして……壊れ動かなくなっていた運命の歯車が、動き出した。 「機械好き人間(地球人)」と「土偶っぽい形の器械人形(修理品)」が、「埴輪っぽい形の硝子人間(現地人)」の住む世界の危機(機器)を救う!
更新:2012/10/25
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考古学者とその助手は、1000年前の遺跡を発掘していた。そこは、昔のゴミ捨て場だった。 ★マグネットにも投稿しています★
更新:2017/5/25
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ぼくは びせいぶつ。 とっても とっても ちいさい いきもの。 みずのなか つちのなか かぜのなか。 ぼくらは どこにでもいて ちいさいけれど いきている。 ★絵本的です。なので、挿絵表示を推奨します★
更新:2012/8/2
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空に浮かぶのは青い月。僕は地球ではない星にいた。 僕はこの星で出会った導師に恋をしている。しかし、その想いは伝えることができても、成就することはない。 その理由は、僕がこの星の生命ではないことに由来する。僕はこの部屋から生身で出れば、5分も経たないうちに死んでしまうだろう。僕は彼女の温もりを感じることができないのだ。 僕はロボットを操って、彼女と対面するしかない。それが唯一、彼女と僕をつなぐものだった。 月の光のように、淡く消えそうな強い鎖が、僕をこの場所に縛り付けている。
更新:2017/6/6
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