子爵令嬢のリリアーヌは婚約者になった侯爵家嫡男のレナルドに初顔合わせの場で一目惚れするが、その直後に「ずっと想う相手がいる」と告げられ失恋した。 レナルドはリリアーヌを蔑ろにすることなく婚約者として大切に扱ってくれていた。 しかしある時、リリアーヌはレナルドが「もうすぐ想い人が手に入る」と話しているのを聞いてしまう。 リリアーヌはレナルドの幸せのため、婚約を解消されても仕方のない我儘令嬢を演じることを決意する。 ちょっとネガティブで思い込み気味な令嬢と、言葉も感情表現も足りない婚約者のお話です。
更新:2020/8/10
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伯爵令嬢のクレアは婚約者の不貞により婚約を破棄するが、家の事情ですでに結婚が遅れていたため新たな婚約者を探すことは諦めていた。 ところが、王宮の夜会で6年ぶりに再会した幼馴染のセドリックに求婚される。 彼の望みは昔のようにクレアから「セディ」と呼ばれること? しっかり者の令嬢と、歳下のちょっと訳あり貴公子の結婚までのお話です。
更新:2019/6/27
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アデライドは突然現れた妹リゼットにすべてを奪われた。ドレスやアクセサリーも、父も、婚約者のルシアン殿下も、そして命まで。 マリエルがそんな前世の記憶を思い出したのは、姉クラリスの婚約者であるエドワール殿下に初めて会い、恋に落ちた瞬間だった。 ーー私は絶対にリゼットにはならない。大好きなお姉様から何も奪ったりしない。 マリエルはそう決意する。
更新:2019/8/14
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地方勤務を終えて1年半ぶりに都に戻ったばかりの騎士夏樹は、皇国の重要な儀式『鏡の祭』の会場で警備の任に就いていた。 夏樹は冷めた気持ちで祭の舞台を眺めていたが、そこに現れた『鏡の巫女』の姿に目を瞠った。彼女は半年前、一方的に夏樹に別れを告げた元婚約者の美羽だった。 祭が終わろうとした時、突風による事故が起こる。傷ついた美羽は、駆けつけた夏樹の腕の中で意識を失った。まるで、夏樹を想い続けていたような言葉を残して。 公爵家嫡男と平民の富豪の娘であるふたりの出会いは4年半前、美羽の兄で夏樹の同級生だった友哉を介してだった。 『鏡の祭』から始まる夏樹視点の物語と、ふたりの出会いから始まる美羽視点の物語が交互に進みます。
更新:2019/4/2
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