初めて聞いたときは、本当にまんじゅうがなるのかと思った。
更新:2021/6/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
今日も、あの鳥の歌が聞こえる。けして澄んだ声ではない。むしろ時折濁ったような声を出す。 けれどそれはいつも懸命で、とても美しくわたしには聞こえるのです。 モデルになった鳥は、雨の日に鳴いたりはしませんが、朝早くから歌っています。「歌」としか言いようがないほど、とても複雑な鳴き方をします。 他の鳥の鳴き真似が得意で、様々なパターンで鳴くのだそうです。 自然の多いところだと美しいと言われるのでしょうが、町中では騒音と言われてしまうほど、大きな声でずっと囀っています。 もともとは日本の鳥ではないのですが、あの鳥の歌声が聞けることを幸せだと毎年感じてしまいます。 峨眉鳥、というのだそうです。画眉、と書くのが正しいようですが、わたしの持つ図鑑では峨眉。 帰れなくなった彼らが、どうか幸せを見つけられますように。
更新:2021/4/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
前編あらすじ《 300年に一度、地上の神々が天に集まって宴を行う。さえはそこで群舞の一人として舞を披露する若い天女だ。さえの親友のひのでは、特別優れた舞手として一人舞を披露し、そして地上の神に見初められる。宴の最後の日、さえは舞の最中、親友と離れる悲しみに呑まれそうになるが気を持ち直し笑顔で舞を終える。そんなさえを見ていたある海の神が、さえに結婚を申し込んだ。 》 この話は、仙道企画その1への参加作品です。前編と後編で完結します。曲にあっているのは後半だと思うので、よろしければそちらだけでもご覧ください。 前編のあらすじを読めば、そのまま後編が読めるようになっております。 ※ 2021.8.4 後書きを追加しました。
更新:2021/8/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
雨が降った翌朝、レイは夜明け前に起き出して、朝露を集めにたんぽぽ畑へ行くファニィについて行く。 ファニィと一緒に過ごすその時間が、レイはとても好きだった。 だが、農家の三男であるレイは街に行って兵士の見習いになる事になっていた。 必ず帰ってくると約束するレイに、ファニィは……。
更新:2021/4/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
優斗には弟がいる。よく学校を休む、背の低いやせっぽちの弟だ。友達と遊びに行くのに、弟は邪魔になるといつも思っていた。ある夏、優斗は弟と約束した。絶滅した鳥を見つけると。次の年は、『あめふらし』という、よく分からないものを捕まえると言った。けれどどちらも見つからないまま、優斗は家族で大島へ出かける事になった。そしてそこで優斗は弟と白い花を探す事になる。
更新:2021/1/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。