夏休み間近の七月中旬。 春先に亡くなった年上の恋人――東雲円佳さんが、幽霊になって戻ってきた。 円佳さんが現れるには、ある条件があった。 僕と、彼女の妹の美門がそろっているときにしか、姿を見せないのだ。 どうして戻ってきたのかはわからない。 ありがちな理由だが、現世に未練を残しているのではないか。 そう考えた僕たちは、円佳さんの未練を探すことになる。 生前の円佳さんができなかったことをしたり、行けなかった場所を巡っているうちに、僕は姉妹の本当の想いを知っていく――
更新:2020/2/12
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理由あって親元に帰りたくない女子高生と、その担任でトラブルによって住む場所を失った女教師と、その元同級生で彼女らをまとめて住まわせることにした男性会社員による、三人ぐらしの物語。
更新:2020/3/26
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物語部は、小説を書くことを目的とした部活動である。 ここには癖のある女子がそろっている。 天才小説書きだが陰キャ気味の先輩。 部室でだけ白衣の似非リケジョ同級生。 小柄でかわいいが無口すぎる後輩。 そこにネット小説の読み専である幼馴染が転校してきたことで、俺の周囲はにわかに騒がしくなっていく――。 小説を書くということを軸に綴られる、少年少女たちの青春物語。
更新:2019/12/25
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この学校で高嶺の花といえば瀬川香子先輩だ。 見た目がいいとか、スポーツができるだとか、成績が優秀だとか……、彼女を高嶺の花たらしめている要素はいくつもあるが、その中のひとつに〝年上の彼氏と遠距離恋愛している〟というものがある。 僕はそんな先輩を見上げるだけの一生徒だった。 ところがある日、香子先輩から相談を受ける。 「わたし、浮気されてるかもしれない」 その疑念を晴らすために、遠恋中の彼氏へ会いに行くことになるのだが―― 僕はただの相談役で、付き添いにすぎない。 それで十分だと思っていた距離感が、少しずつ変わっていく物語。
更新:2022/8/8
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