語るまでも無い事ならば、人の口には登るまい。 然し語られぬからとて、〝無い〟という事にはなりはせぬ。 ならばウジウジ悔いるより、いっそカラリと生きようか。 脛に傷持つ身の上なれど、お天道様は気にしない。過去の悪行無い事にして、今日も元気に生きる者達のお話。 *この小説は、拙作『灰色の少女と黒い女』の登場人物の、1エピソードを綴ったものです。本編以上の不定期更新です。
更新:2012/11/14
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27歳の青年、観世 冬人(かんぜ ふゆひと)は、今朝もVRMMORPG『ワールドクリエイター』に没頭していた。然し、どうしても現実の自分は腹が減る。食べ物を買いに行こうとした冬人の前に現れたのは、天使の様な格好をした赤髪の女だった。現実に飽いた冬人は、彼女の言うがまま、ゲーム中の大陸アント・アスマへ転生し……!? 「私達は……そう、高い所から降りてきました。とあるお方の依頼を受けて」――決して、神様だとは一言も言っていない。
更新:2012/4/10
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「世界の誰よりも誰よりも嫌い」「先輩、大っ嫌いです」 その白い肌も細く引き締まった手足も括れたお腹も慎ましやかな胸も柔らかい唇も赤い舌も切なげな喘ぎも、全部、全部、嫌いです。
更新:2012/4/1
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冬が過ぎると、雪が懐かしくなる。 けれど、それと同じだけ、日差しと海が待ち遠しくなる。 これからなんでもできるし、どこへでもいける。 そういう季節が、春であった。 ※ツイッター上でお題『百合、人外百合、桶』を貰っての即興小説。
更新:2014/12/28
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【警告】 ・リョナ、拷問などの描写が軽度ながら存在します。 ・そこそこ人が死にます。 ・それなりに人でなしがいます。 ・そういうのがわりと好きです。 『探し物屋』の村雨は、鼻と健脚が自慢の少女。とある事件がきっかけで、美少女をこよなく愛する女剣士、雪月 桜に気に入られてしまう。 「私はな、欲しいものは我慢せんのだ。美酒も美食も、美少女も、な」 傍若無人の桜に振りまわされて、今日も村雨の嘆きがこぼれる。基本は物騒で血生臭く、だがあっけらかんと過ぎる日常のお話。 2015/11/15、完結しました。
更新:2015/11/15
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