魔力量の減少と共に衰退の一途を辿る魔術師。代々受け継がれてきた『呪い』により膨大な魔力を体内に封印されている佐竹依千は幼いころから危険と隣り合わせの生活を送っていた。 『呪い』の魔力を扱うことが可能な唯一の人間、高峰裕太が現れ、彼は魔術師達の戦いへと巻き込まれていくこととなる。 強大な魔力。しかし、それは『呪い』によるものだ。 解呪には、代償を必要とした。
更新:2014/7/11
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ゴールデンウィーク初日の夜。 「誰か一人消してあげる」 彼女はそう言って、僕の前に現れた。
更新:2016/5/14
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単眼の化物、ヒトツメが全世界で猛威を振るっていた。 そんな中、ヒトツメと同等以上の力を持った少年が現れる。しかし、彼は世を騒がせていた連続殺人犯であり、その力を使うには、とある少女の協力が必要不可欠だった。 殺人鬼の少年と、少年に両親を殺された少女。 二人が出会った時、復讐の物語が幕を開ける。
更新:2015/4/25
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人間、龍人、獣人が住む世界。人と獣人は共生し、龍人は同種族以外に対する友好派と不干渉派の集落に分かれて暮らしている。 八木浜という国の姫であるハナは、新大陸発見のための招集に応じた龍人の中に、とある青年の姿を見つける。名前はソラ。七年前、ほとんど初対面だったハナに『キライだ』と口にした、不干渉派集落に住む青年だった。
更新:2015/1/10
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高校受験の入試日に飛び降り自殺を図った生原命。それを止めた二標は、高校に進学してからも生原と行動を共にするようになる。 六月のある日、生原の母親から『娘が帰って来ない』という電話を受けて、二標は学校へ行く。屋上で生原の姿を見つけた時、不意にその姿が入試日の記憶とかぶる。
更新:2013/9/9
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「僕らが生きている世界は終わりに向かっているんだ」 花畑の中心で彼女は首を傾げる。橙色の花飾りが小さく揺れた。 「比喩とかじゃない。そのままの意味さ」 彼女は口を動かした。声は聞こえないけど理由を尋ねていることは分かる。 「この廃ビルから一歩外に出れば嫌でも分かることだ。君にそれが可能なのか、僕には分からないけど」 花畑の中心で彼女は再び首を傾げる。 「その理由?」 彼女は首を横に振る。じゃあなんだろう。 「なんでこんな話をするのか?」 首肯。 「確かに、どうしてだろう。外のことなんか思い出したくもないのに」 少し考えるとすぐに答えは出た。当然だ。自分のことなのだから。 「多分だけど、僕はこう聞きたかったんだと思う」 なんとも情けない質問だと我ながら思うけど、 「『もし僕がこの廃ビルで死んだなら、この世界にずっといられるだろうか』」
更新:2017/8/19
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