放課後。将棋部の活動が終わると、僕は学校の東門へと向かう。そこにいるのは一人の女性。真っ黒な長い黒髪。整った顔立ち。大人びた、穏やかな表情。高校の制服を着ていなければ、大学生か社会人であると勘違いされてしまうだろう。そんな彼女は僕の師匠。僕が中学校一年生の時からの付き合いだ。 高校からの帰り道。僕は、師匠と駅までの道のりを歩く。ゆっくり、穏やかに流れる二人の間の時間。二人は、どんな会話を交わし、どんな思いを抱えていくのか。そして、僕の知らなかった師匠の秘密とは。 日常系作品第二弾です。ほんわかした気持ちになっていただけるよう、精一杯努力していきます。 10話のイラストは、天野蒼空さん(@sora_senden_777)からいただきました。
更新:2023/5/19
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毎週金曜日、深夜、大学の休憩スペース。僕は師匠と話をしながら将棋を指す。師匠はいつもつかみどころのない女性。何を考えているのか、僕にはよく分からない。でも、将棋が好きなことだけは知っている。 ゆっくり、穏やかに流れる二人の間の時間。殺伐としない将棋は、こんなにも美しく、愛おしい。 師匠と僕の将棋の様子をたんたんと描いていきます。対局の描写が中心に描かれることは無いので、将棋を知らない人でも、楽しめる作品となっています。
更新:2021/8/14
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