俺には後輩がいる。 後輩は可愛くて、小さくて、俺に懐いていて…まるで、子犬みたいな存在だ。 そんな後輩の下部として俺は世界征服を手伝っているのだが…実を言うと俺の心はすっかり征服されてしまっている。 だから、決めたんだ。 今度は俺が後輩を征服する番だと。 これは、とっくに両想いの二人が気づかないまま相手をいかに征服しようかと悩み考え、時に無自覚にイチャイチャしまくるジレジレ物語である。
更新:2020/11/29
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月代深月が住むアパートの隣の部屋には、学校で聖女様と呼ばれる一之瀬亜弥が住んでいる。 これまでに二人の間に一切の交流はなく、それはこの先もずっと続いていくはずだった。 聖女様が降ってくるまでは。 「あなたのこと、嫌いです」 「そうですか」 風邪を引いて、階段を踏み外した黒聖女を助けてから始まった不思議な関係。 言い争ったり、嫌われたり、お世話されたり、友達になったり。 やがて、口では嫌い嫌いと言いつつも甘えたり懐いたりするようになる亜弥と戸惑いながらも受け入れる深月。 そうして深く関わっていく内にお互いが大切な存在になっていく。 HJ文庫小説大賞2021前期受賞 HJ文庫様より1〜3巻発売中です イラストは秋乃える様です
更新:2023/12/20
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心の声を聞くことが出来る鈴木水樹はひょんなことからクラスメイトである伊波美海に好意を抱かれるようになった。 授業の間、毎日のように好きだと思われ、困っていた水樹は嫌われようと決意し、美海が望むことを実行していくことになる。 しかし、美海の好感度は下がるどころか上がるばかり。 これは、嫌われようとしてどんどん好かれていく物語である。
更新:2020/5/16
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