僕の中身は、彼女の事でいっぱいだ。 それが僕から漏れていくのを、ただ眺めていたいのに。 こぼれていく彼女の思い出はいつまでも、とても綺麗に見えて。 ごく近い未来の灰色な、世界は静かだ。 そこは僕の居場所。
更新:2016/5/1
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きみと、わたし。 凄く似たもの同士で。出会ったばっかりだけど、凄く好きになっちゃった。 きみがどこから来たのか、何しに来たのか。テレビとか、ネットとか、みてると段々分かってきたよ。 でも、まあ、気にしないことにするね。
更新:2016/3/4
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病室で目を覚ますとぼくは、変調に気がついた。 僕の体と頭に起こったそれは、ぼくの機能を次々に奪っていって。逃げようとする事もできない。先週末に突然始まった、「もう一人の出現」でぼくだけがこんな事になっている。もうどうして良いものやらさっぱり分からないんだ。
更新:2016/3/5
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彼女は、彼女の大きさの箱に入れられて、彼女の部屋に戻ってきた。 彼女と僕が一緒に居たそれまでの時間は、僕の嘘と、それに気づかない彼女の思い出だった。僕の罪は、彼女にはきっと知られないけれど、僕はそれを贖う事なんか出来ないだろうと言う事を知っていて。 「ずっと待っているから」 口癖のように、僕は今でも繰り返す。
更新:2015/12/6
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わたしは、あの頃のことを思い出す。この匂いにあの頃の彼のことを何度も、何度も思い出すんだ。
更新:2015/10/12
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夜に、飛び込む。今日も高高度から飛び降りるぼくは、真っ黒な空に飛び込む。最新の玩具をまとって僕らはアフリカのどこかに降下する。僕の役目はやっと、そこで始まる。 でも、任務の最中、僕はいつも彼女のことを思い出すんだ。
更新:2013/9/21
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目的不明の集団により居住試験区画が占拠され、奪還のために、人型重機兵と「棺桶」と呼ばれる自律走行機銃が管理局は放つ。 彼は、人気の無い通りを見つめて、トリガーを絞り続けた。 武装集団の運営する平和裏な秩序実行の世界とは何なのか。
更新:2013/9/10
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