品行方正、眉目秀麗、才色兼備、なんでもござれな完璧美少女——というのが、誠に不本意ながら、俺、天草碧唯(あまくさ あおい)への世間からの評価らしい。 2045年。そんな俺にはお構いなしに仮想世界《ミラー・ワールド》は目覚ましい発展を遂げていた。 この世界で漢の中の漢になってやる! 男から告白されるのも、女に恋愛相談されるのも、もううんざりだ。 そう心に決めたはずなのに—— 「これはいわば契約、ちなみにクーリングオフは受け付けてません」 「あの、俺に拒否権はないんですかね」 気づけば自称・超高性能AI美少女と共同生活を送っていた。 しかも、俺の周りに集まってくるのは一癖も二癖もある奴らばかり。だが、それも仕方ない。 かくゆう俺も仮想美少女、いや、仮想偽少女なそうで。
更新:2023/1/9
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