伯爵家に嫁いだニケは、今日も隠居したような生活を送っていた──── 屋敷の使用人も夫も全員義母の味方で、冷遇されているわけでもいびられているわけでもないのだけれどそれは多分、空気に近い扱いだった。 まぁそれでもしょうがないか、政略結婚のようなものだったし、と日々慎ましやかに暮らしていたら仕事人間の義父が体を壊しその介護をすることに。 そうしたらニケの前に夫が突然獣人の子供を連れて来て、気付けば口を出していた。 「この子供、私めが貰い受けて構いませぬか」 ……養子扱いということでよろしいでしょうか? そんなニケの義父と養子、時々夫と送る日常生活の話。
更新:2016/8/20
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現在連載中の『義父と養子、時々夫?』の番外編置き場になります。 ※現在リクエスト消化中です。
更新:2019/12/4
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卯の国には、国中から美女を集めた後宮がある──── そこに住まうことを許されているのは王の妃と子供達、そしてそれに仕える者たちのみ。 後宮の主たる王は両手両足の指でも数えきれないほど多くいる子供達の中でも、最も身分の低い女から生まれた八番目の公主、八姫を溺愛している。 そして八姫は王妃や側室、他の異母兄弟姉妹からの冷たい扱いにもくじけず父の愛情と友人の助け、自身の明るい性格を頼みとして息苦しい後宮を生きぬいていた。 ──その八姫の陰でひっそりと潰えた、恋のお話。
更新:2012/1/24
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