俺を家族にしてくれてありがとう。 って、言ってるように聞こえたの。 あたしたちは、嘘ばかりの家族だったね。 ひとつ、ひとつ、その偽りが剥がされたとき、 あたしは、泣いた。 神様いるならお願い。 もう、二人をひきはがさないであげてよ。 ねぇ、お父さん、偽りの家族ごっこは楽しかった? ………あたしは………。
更新:2020/6/15
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不妊で悩む夫婦河岸太郎と葉子は児童養護施設『夢見の里』で最初に出会った少女・もみじを養子に取ろうと決意。一ヶ月の試験的共同生活を経て、三人は本当の家族となることが出来るのか。
更新:2007/12/28
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伯爵家に嫁いだニケは、今日も隠居したような生活を送っていた──── 屋敷の使用人も夫も全員義母の味方で、冷遇されているわけでもいびられているわけでもないのだけれどそれは多分、空気に近い扱いだった。 まぁそれでもしょうがないか、政略結婚のようなものだったし、と日々慎ましやかに暮らしていたら仕事人間の義父が体を壊しその介護をすることに。 そうしたらニケの前に夫が突然獣人の子供を連れて来て、気付けば口を出していた。 「この子供、私めが貰い受けて構いませぬか」 ……養子扱いということでよろしいでしょうか? そんなニケの義父と養子、時々夫と送る日常生活の話。
更新:2016/8/20
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ノーリッシュ侯爵の令息ダニエルはリグリー伯爵の令嬢アイリスと婚約していた。けれど彼は婚約から半年、アイリスの義妹カレンと婚約することに。社交界では格好の噂になっている。 今回のノーリッシュ侯爵とリグリー伯爵の縁を結ぶための結婚だった。政略としては婚約者が姉妹で入れ替わることに問題はないだろうけれど…… ※アルファポリスで連載し完結済みのものを再投稿しています。プロローグ・エピローグ含め全5話。目次・本文にアルファポリスへのリンクがあります。
更新:2021/1/8
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桜舞い散る桜の木の下 例えばそれが戦乱の世の中だとしたら 貴方は何を考えますか? ごく普通の大学生だった竹馬伸夫は気付いたら戦国時代に捨て子として生きていた。 そこへきた1人の男に拾われ「桜捨丸」という幼名をもらう。 その男のこそ歴史にその名を轟かす「織田信長」だった。 信長の子供として戦国を生きていくことになる彼にどのような試練が待ち構えているのだろうか…… 天下統一を目指す織田信長の養子として駆け抜ける者の物語。
更新:2022/5/25
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高校一年の夏休み。佑夜は家族との本当の絆に気づくこととなった。襲ってきた『絶望』と『希望』によって。
更新:2007/3/16
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11月に11歳の男の子を養子に迎えた阪口加代。初めて迎えるクリスマスイブなのにその子、阪口信也が帰ってこない。 *サクラハルカさま主催のご企画「クリスマスに死体ごっこ」参加作品です。 **私のシリーズ「長秋神社ーあのひとの神社があってもいいじゃん」の内の作品になりますが、ご存知なくても登場人物相関関係はわかってもらえると思います。
更新:2019/12/10
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