初恋の幼馴染との結婚式の日。彼は見た事も無い冷たく恐ろしい顔で私に告げた。 血筋は良いのに面倒な後ろ盾がない、だからお前を買った。興味は無いから好きに暮らせばいい。 後悔したけれど、窮乏した実家の支援が条件だから今さら離婚することも出来ない。 しかしどうやら、お金も好きに使えて、恋人を作ってもいい。風聞も気にしなくて良いらしい。 私は義兄と一緒に暮らして悪妻を目指すことにした。『お願いだから離婚してください、離婚してくれるなら実家の援助も続けます』そう言わせるべく、立派な悪妻を目指す。 お友達になった商人のルイさんにも協力してもらって、良い散財方法を探すうちに、女の子のための学校を作る夢を見つけた。私も男の子のように学校に通ってみたかったな。 ※カクヨムにも掲載しています
更新:2023/7/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。