「お前、バカなのか?」 「なんか混ざっているって言われましたし、そうなのかもしれません。お願いします助けてください」 気が付けば私はどうやら異世界転生なるものをしていたらしい。 私はレイシル・バーミリアという名前の貴族のお嬢さんになっており、聖女だと言う少女に追放されてしまった。 そんな追放先の教会で私を出迎えたのは背が高く彫刻のように美しい男だった。 「歌え、レイシル。お前の歌を聞かないと眠れない」 恋愛というよりは通り越して親愛、な話。
更新:2021/6/16
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【目立たず過ごしたい少女が優秀だがどこか様子のおかしい男たちに囲まれてしまう話】 学院に入学したティトリーは、友人との喧嘩がきっかけで学院で一番有名な先輩に興味を持たれてしまった。そしてそれを快く思わないもう一人の有名人にも目を付けられてしまい、気が付けばどんどん追い詰められていく。 「お前は弱いのにいつも一生懸命で愛らしいな」 「俺の泣き虫ちゃん、俺がずーっと守ってあげる」 「ずっとお前を殺したいと思っていた」 私は大好きな趣味をして生きていきたいだけなのに!! ティトリーは無事幸せな未来を掴めるのか──。 メインは異性愛ですが同性婚も可能で貴族は複婚できる世界の話です。
更新:2021/10/1
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夢物語に憧れる平凡な商店の娘、プラータの前に現れたのは謎の多い高位の魔術師ヴェルメリオ。彼は初対面のプラータに対してある望みを持っていた。 「俺を殺してくれ」 プラータは夢物語に憧れているのであって、決して不穏に満ちた非凡を望んではいない。だから、この胸の緊張感は夢を見るような高鳴りではなく、不穏に危機意識を募らせた生理的反応に違いないのだ。 「それで、いつなら大丈夫だろうか?なるべく早くに殺してくれると嬉しいのだが」 ヴェルメリオは何故自分に殺されたいのか、それが気になってせめて理由を知ってから断ろうなんて考えてしまったのが運の尽き。……決して見た目が夢物語の王子役の様でときめいたからなどではない。
更新:2020/10/22
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