王都の一町娘が国王陛下に見初められて、今では王の寵愛深い妾妃へ。身分の違いという問題こそあるものの、見事にシンデレラ・ストーリーを駆け上がってみせた妾妃様。 ところがその二年後。二人の愛を嘲笑う様に、国王陛下の元へは隣国から由緒正しい血筋のとても美しいお姫様が嫁がれました。その内起こる事だとは思ってはいたけれどこんなにも早いだなんて、と悲嘆にくれる妾妃様。慰めてくれる侍女達を遠ざけ、今にもその宝石の様な瞳から涙を零そうとしておりましたが――。 (前作【策士な王妃様】の続編。妾妃を主役にしたお話です。前作を先に読まれたほうが楽しめると思います)
更新:2012/9/27
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周辺諸国にその美しさを謳われた美しいお姫様のお話。 望まれて嫁いだ先の国王には既に寵愛を受ける女性がいると、結婚してから知らされ、落ち込むお姫様。 義憤に駆られる侍女達を遠ざけ、ひとり哀し気な微笑みを浮かべるお姫様はハンカチを広げる。 そうして、思うがままに秘めていた感情を吐露しようとして――――。 ある意味、『黒猫令嬢』と同じ世界観で繰り広げられるスピンオフですが、単体で楽しめます。 よろしければ、是非どうぞ。
更新:2011/12/2
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蒼い月と三ツ星の国。その最北に位置する灰色の森に住む、【 】を持たない竜の話。 ――――貴方は【 】の中に、どのような言葉を入れますか?
更新:2016/6/2
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「――我が国の誇る妖精姫。どうか私の妻になって頂きたい」 その言葉が発端であった。 主人公は金の波打つ髪に春の空の瞳を持つ、この度目出度く王子殿下に求婚された乙女――ではなく、彼女の親友である。 奇人変人の巣窟と名高い伯爵家の一人娘にして、周囲からは『黒猫令嬢』と渾名される彼女は親友に泣き付かれ、いやいや重い腰を上げる。 目指すは親友の婚約破棄。 果たして黒猫令嬢は親友の願いを叶える事が出来るのか? (この作品は改稿のために一時的に完結扱いとさせていただいております)
更新:2013/3/12
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「――ふー。勇者の奴、ようやく帰ったか」 異世界から召還された勇者は、長い長い旅の末に魔王を討ち滅ぼす。 しかしながら、魔王討伐に成功した勇者一行が魔王城より立ち去った後、主を失い、廃墟と化した魔王城の一角にて蠢く影が。 それこそ幼子の姿こそしているが、先程勇者に寄って止めを刺され、滅ぼされた筈の魔王であった。 愛すべき魔族達に囲まれて、今日も書類仕事に勤しむ魔王陛下。ストーカー騒動を解決したり、隣の国の王に釘を刺しにいったり、勇者がいなくなっても忙しい魔王様の日々を綴った、終わりから始まるストーリー。
更新:2013/7/23
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