売れない高校生女優・スズカゼには、幼いころから人の頭に乗る冠が見えていた。人が生まれながらに持つ冠は、性格や生き方などをすもので、スズカゼの頭にはいばらの冠が乗っている。ある日スズカゼが一緒に仕事をすることになった少年の頭には、やわらかな白い羽根の冠が乗っていた。
更新:2009/4/15
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僕――阿部直樹の背中には、抜けるような白さが自慢の翼があった。けれどその翼は、とある罪で失ってしまった。翼を失い、深夜の公園にたたずむ直樹の前に、クラスメイトの中村香澄が偶然あらわれる。彼女は直樹が翼を失った罪の、唯一の目撃者だった。 第146回コバルト短編小説新人賞、最終候補に残していただきました。
更新:2010/9/26
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涙がこぼれそうになるのを、私はずっと、我慢していた。高校生活最後の、卒業式というこの日に。私の恋は終わりをむかえるのだった。
更新:2010/4/29
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夏美はクラスでナルシストといわれていた。いつも鏡で自分を見ているからだ。クラスでは浮いた存在になっているけれど、本人は特別それを気にしていなかった。そんな彼女に、同じクラスにいるもう一人のナルシスト、成沢が話しかけてくる……。
更新:2009/12/5
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はじめての彼氏と、初めてのキス。綾音はそれを拒んでしまった。キスはいったいどうするものなのか、なにを感じるものなのか。友達に訊いてもうまく教えてもらえず、綾音は『キス』というものについてひたすら頭を悩ませる。
更新:2009/10/17
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とある一国の王女・アンジェは、ある日突然自分以外の国の人々が眠りに落ちてしまった。それから一年、静まり返った国に、ロイという魔術師がやってくる。彼は国中を眠らせる奇病の原因をつきとめ、アンジェとともに解決へと導こうとする……。
更新:2009/10/17
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私はパズルのピースを探していた。自分の名前ですら思い出せないけれど、ピースを集めなければいけないことだけは覚えていた。パズルが完成するにつれ、次第に、自分のことを思い出していく。私は……。
更新:2009/8/10
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好きになったらすぐに告白する。そんなあたしが放課後に告白しようとした日高くんは、人の顔を見るなり「告白するなら断る」と言って帰ろうとする。あたしはあわてて、その背中を追いかけた……。 第141回コバルト短編小説新人賞・最終候補に残していただきました。
更新:2009/8/10
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