大魔法使いと呼ばれる父と前公爵夫人である母の不貞により生まれた令嬢エイレーネー。 父を憎む義父や義父に同調する使用人達から冷遇されながらも、エイレーネーにしか姿が見えないうさぎのイヴのお陰で孤独にはならずに済んでいた。 大魔法使いを王国に留めておきたい王家の思惑により、王弟を父に持つソレイユ公爵家の公子ラウルと婚約関係にある。しかし、彼が愛情に満ち、優しく笑い合うのは義父の娘ガブリエルで。 愛される未来がないのなら、全てを捨てて実父の許へ行くと決意した。 ※「殿下が好きなのは私だった」と同じ世界観となりますが此方の話を読まなくても大丈夫です。 ※アルファポリスさんにも公開しています。
更新:2023/4/28
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困っている人を放っておけない。 “優しい”両親の元に生まれた私たちは小さい頃からまるっきり正反対だった。 誰に対しても優しさを忘れなかった妹は、たくさんの人に愛されて。 一方、私は愛されたいと考える暇もなく毎日の生活のことばかり考えていた。 生きる為には綺麗事など必要ない。 そう信じて生きてきたけど悪役はどうやら私だったらしい。 けど、どうして……。 悪役はこのまま幸せになれないんじゃなかったの? 読み聞かせられていた物語は優しいお姫様と王子様が結ばれて終わりなのに、その結末は少し違ったようだ。
更新:2022/9/10
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