その男は、幼名を“奇妙丸”という。人の名前につけるような単語ではないが、名付けた父親が父親だけに仕方がないと思われた。 父親の名前は、織田信長。その男の名は――織田信忠。 稀代の英邁を父に持ち、その父から『天下の儀も御与奪なさるべき旨』と認められた。しかし、彼は父と同じ日に命を落としてしまう。 明智勢が本能寺に殺到し、信忠は京から脱出する事も可能だった。それなのに、どうして彼はそれを選ばなかったのか? その決断の裏には、彼の辿って来た道が関係していた――。 <第11回ネット小説大賞 エントリー作品> ・9/4まで毎日9時・13時・20時に最新話が投稿されます(但し、9/4の20時は2話投稿となります)。 ※2023/08/29 皆様のお蔭で累計PV15000を超えました! 本当にありがとうございます!
更新:2023/9/4
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天正10年、天下人に最も近い男・織田信長が本能寺に散った。それとほぼ同時に、嫡男・信忠も後を追うように逝くはずだった。だが、史実にはいなかった武将の行動によって信忠は窮地を脱した。信忠の生存をきっかけに、歴史は本来のものから乖離していく事になる。
更新:2022/11/27
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「本能寺の変」で自刃した織田信忠は、平成の高校生に転生して、リア充人生を謳歌していた......はずなのに......また転生!? また、信忠!? 戦国時代はもう嫌だぁ~! 戻れないなら、せめて誰か《赤ちゃんの名付け辞典》プリーズ!
更新:2015/8/8
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「本能寺の変」で自刃した織田信忠は、平成の高校生、緒方信也に転生して、リア充人生を謳歌していた......はずなのに......また転生!? また、信忠!? おいおい日本史の授業で習ったら、織田ボロボロじゃん。とりあえず息子の三法師を利用したやつ、出てこいや! 子ども可愛さに八つ当たりする信忠の話です。 「信忠くんがなんか言ってるよ」シリーズの三本目です。
更新:2015/8/12
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「本能寺の変」で自刃した織田信忠は、平成の高校生に転生して、リア充人生を謳歌していた......はずなのに......また転生!? また、信忠!? 戦国時代はもう嫌だぁ~! 平和な日々よ、カムバッ~ク!!
更新:2015/8/6
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室町幕府の衰退から始まった戦国乱世。 足利、細川、畠山、大内、三好など名だたる大名が立ちあがり、やがて消えて行った。 そんな中、乱世に終止符を打って天下を統一しようとする者が現れる。 彼の名は織田信長。 尾張国の一地方から始まったかの家は、瞬く間に戦国の世に躍り出る。 信長に率いられた織田家は、幾多の強敵を打ち破り遂に天下の統一に成功した。 しかし、彼は天下人とはならなかった。 天下人となったのは彼の後継者、織田信忠。 優秀な後継者である信忠は征夷大将軍職に就き、新たなる幕府を創出する。 信長は第一線から退き、大御所と称して織田家を後見。 ここに、織田家による天下統一は成し遂げられたのである。
更新:2018/8/1
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