『ニナ姐さん、助けて』 大学の後輩から届いたメールが事の始まりだった。救いを求められたあたしは、裏野ドリームランドへ駆けつける。だがかつての夢の国は、奇怪な噂とその裏に潜む実在の怪奇とに彩られた魔境と化していた。 「お客様を助けるのが俺の役目だ」 そう嘯くウサギの手を借りながら、あたしはアトラクションを彷徨い歩く。果たして、無事の生還は叶うのだろうか。 ※夏ホラー2017「裏野ドリームランド」の設定をお借りしています。 基本ホラーではありませんが、若干残酷な描写があります。
更新:2017/8/3
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裏野ドリームランドがまだ廃園になっていなかった頃、アクアツアーに参加すると時々、見たこともない奇妙な生物が見られると結構な評判だった。 私は怖い物見たさに何度も足を運んだけれど、一度も見られなかった……。
更新:2017/7/17
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裏野ドリームランドのジェットコースター事件を追っていたフリージャーナリストは、取材の果て、ようやっと真相を知っていると思われる女性と話をすることが出来た。女性の意味深な言葉に、今までの心削られ続ける日々がようやっと報われると思ったのだけれど……その、結果は。
更新:2017/7/28
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「ねえ、知ってる? 眠れない夜は、桃色のペンでうさぎを描いてから枕の下に入れて眠ってごらん。びっくりするくらいよく眠れるんだって」 最近流行りのおまじないを試してみる主人公たち。彼女たちは、そんな子どもだましの「おまじない」に頼るくらい追い詰められている。 母親に虐待され、恋人に捨てられ、友人に裏切られ。 そんな傷ついた主人公たちを、桃色のうさぎは決して拒んだりはしない。桃色のうさぎは、絶対に助けてくれる。彼女たちが、自分自身を取り戻すまで。 ※この作品はアルファポリスにも投稿しております。
更新:2017/7/28
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中小企業課長55歳の俺。パートタイマーの妻53歳、大病院勤務医息子独身25歳、大学院生娘独身23歳。家庭菜園が出来る程度の土地がついた、3LDK持ち家のローンは完済済み。極々普通の一般家庭と、外からは見えるだろうけれど……。
更新:2017/7/26
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蒸し暑い夏の夜。明日香は、仲の良い友人に誘われ3人で近所にある廃遊園地『裏野ドリームランド』に肝試しに行くことに。 そこには、子供が居なくなるとか、ミラーハウスから出てきた人が別人に変わっているとか、色々噂があって……
更新:2017/8/18
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その日、私は呼び出された。待ち合わせのファミレスには初めて行く。と言うか、ファミレスそのものに行ったことがなかったので、ファミレスデビューだ。フリードリンクを堪能すること約束の時間より一時間経過して、遅刻癖のある彼女がやってきた。あいかわらずの、ようだ。 8月3日 誤字修正しました。ご指摘感謝!
更新:2017/7/31
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おとなりのおじちゃんが、たのしいところだよって、おしえてくれた、ゆうえんち。おとうさんとおかあさんと、いっしょにきたかったけど、そういったら、またなぐられて、けられるから、ひとりできた。ゆうえんちは、ひろくてくらかった。どこがたのしいのかな? っておもったけど。ぴかぴかひかるところにいったら、おおきなかがみのなかに、おにいちゃんがいてびっくりした。
更新:2017/7/12
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