若く見目麗しい貴族の青年に恋をした平民の娘が、もてあそばれ、捨てられる。 珍しくもない、よくある話。けれどもこの話には、少し変わった続きがある。 貴族の青年は、召喚された聖女と真の恋に落ち、結ばれた。――では平民の娘は? これは、よくある話の、その後を描いた物語。 ※全八話。毎朝七時に更新。
更新:2016/8/15
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わたしは田舎貴族の娘。彼は王族の血を引く高位貴族。 一度は失った恋人としての記憶を取り戻した彼が、わたしを助けにきてくれた。 彼からの愛の告白に感極まったわたしは、だけどその瞬間、前世の一部を思い出した。 前世のわたしが、いまのわたしに訴えかける。 ちょっと待って。ねえ、それって本当にハッピーエンド? と。
更新:2018/2/6
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異世界迷い込みか、異世界召喚か。 ここ、フーデリアでは両者の間に天と地ほどの違いがある。 あたしは迷い込みのほう、『落ち人』。呼んでもいないのに勝手にやってきた――不法入国者だった。 そんなあたしに男が示したのは、召喚された者、国をあげて丁重に扱われる『花人』を騙る道。 男が笑いながら問う。 「――さあ、どうする? 落ち人」
更新:2018/3/16
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占いの盛んな国キトリス。人々は、様々な状況下で占いに頼っている。父と共に暮らす十四歳の少女、エーファにとっても、占いは身近なもの。占師の真似事をすることもある。ただし、あくまでも真似事だった。低い身分がもとで、国の認定する占師にはどうあってもなれない。 ――エーファはある日、訪れた裏街で、朽ち色と呼ばれる瞳を持つ青年と出会う。占具を見られ、その青年に占いを請われたことがきっかけで、エーファの運命が動き出す。※のんびりと更新。
更新:2017/7/17
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私には素晴らしい婚約者様がいる。 容姿、身分、頭脳、強さ――いずれも兼ね備えた、非の打ち所のない、誰もが羨む男性。 貴族の令嬢として悪くもなければ良くもない、そこそこの私には不釣り合いな人。 そんな彼は、何故か出会ったときから、私を愛してくれている。 そして私は、何故か出会ったときから、婚約者様のことが嫌いだった。 彼が何をしたわけでもなく、ただ、一目見たそのときから。 どうして、私は婚約者様に愛情を抱けないのだろう? どうしてあの夜会の日、思い浮かんだ見知らぬ光景の中、『死にゆく私』は呼んだのだろう。親しくもない、私を嫌う、軍人の名を。
更新:2019/5/11
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