珍しい癒しの力を活かして魔国の会員制高級ホテルで薬などを作っている魔人のフィーネは、『癒しの魔女』と呼ばれている。 ある日、フィーネは不眠症だという魔王の治療を頼まれた。五百年前の『聖戦』で、フィーネの前世――聖女を殺したその男の治療を。 ただ、魔王のことをちっとも恨んでいないどころか、勝手に恩まで感じているフィーネは、彼に恩返しをするべく力を尽くす。 これは、魔族として生まれ変わった元聖女の、恋の始まりの話。 ※6万字ほどの中編です。 ※一部、身体欠損の描写があります。抑えめですがご注意ください。
更新:2023/11/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「シャーロット・カリスタ・リーヴズモア。お前に国家反逆の容疑がかかっている」 温度のない声音を放った男は、この国の国王フレドリック。シャーロットの父親だ。 「弁明はあるか」 「――いいえ」 シャーロットは悠然と微笑む。 「今この時をもって王太女の地位を剥奪。サージェント侯爵令息との婚約も破棄とする」 罪を認めたことで、地位剥奪と婚約破棄が国王によって宣言され、シャーロットは投獄された――。 ※短編『シャーロット王女の死』の連載版です。短編までの流れを加筆修正したもので、短編のその後のお話はエピローグ程度となります。設定の変更などありますので、短編の方は検索除外設定にしています。 ※R15は念のためです。
更新:2023/10/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
リザステリア帝国の侯爵令嬢であり、現在世界で唯一の聖女でもあるリーゼロッテは、今年で十七歳を迎える。そのため、大好きで誰よりも信頼できる叔父に本格的な婚約者探しをお願いした。リーゼロッテの婚約者については以前から候補が挙げられていたが、有力候補である聖女専属護衛の聖騎士クラウスとの婚約は絶対に嫌だと、リーゼロッテは頑なに拒否の姿勢を示す。それは、過度な忠誠心を持つクラウスは、リーゼロッテが望む幸福を与えてくれることはないと知っているからだった――。 ※42話(第一部完結)まで予約投稿済み。
更新:2023/2/3
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。