その日処刑場に連れてこられたのは、私と年が変わらなく見える兄妹だった。 王女の特権で気まぐれにふたりを助け、見目良い彼らを従者と侍女にすることを思い付く。兄ジュスタン12歳、妹エミリエンヌと私が10歳のときのことだった。 ◇◇ それから10年の歳月が流れたある朝。起きるとジュスタンが言った。 「あなたはもう王女ではない。暴虐の王は私たちに倒された。あなたは処刑されるのです」 (こちらの作品は、同世界内の転生要素をゆるく含みます)
更新:2020/10/30
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二十五歳も年上の国王に 「真実の愛を見つけたっ」 と言われて、有無を言わさず王妃にされてから二十年。今度は息子が尻軽令嬢の手を握りながら 「真実の愛に目覚めたっ」 と言い出した。彼には非の打ち所のない婚約者がいるのに。 父子揃って、恋愛に夢を見すぎの残念男なのだ。 母親として王妃として、どう対処するのが最善なのだろう? ◇◇ こちらの作品は《pixiv》《エブリスタ》《カクヨム》でも公開しています
更新:2021/8/9
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『結婚しなければ放逐!』と、両親に最後通牒を突きつけられて憂鬱な日々を送る、公爵家嫡男のアントン。 ある日、女性ながらに衛兵をしているチェチリアも、継母たちと戦うために優秀な婿を探していると知る。 他人事とは思えず、気分転換も兼ねて協力を申し出るが……。
更新:2019/12/12
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カナデはごくフツーの17歳。だけどある日突然、異世界に召喚されてしまった。勇者か聖女として呼ばれたのだろうと思ったのに、掛けられた言葉は 「お待ちしていました、飼育員様!」 だった……。 なんとこの国の第一王子が呪いでナマケモノになってしまったという。 カナデの使命はこの王子を適切にお世話すること。 ◇◇ ナマケモノと共に始まる異世界ライフ。と言いたいところだけど、何も始まらない。だってナマケモノはあんまり動かないいきものだからね。 《エブリスタにも掲載しています》
更新:2021/5/3
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マテウス・ホーファーは鞄を開いて驚いた。見知らぬネコが入っていたのだ。 城を出て国境に向かう旅の途中だ。引き返すこともできない。 ──捨てていこう。 そう思ったマテウスだったが、ネコはどうしても離れてくれない。仕方なしに連れていくことにしたが、失意のどん底にいるマテウスにはネコのぬくもりが思いの外、心地よく感じられた。 ──ネコのいる旅も案外悪くない。 そう考え始めた矢先…… ◇エブリスタにも掲載しています ◇エブリスタの『新星ファンタジーコンテスト(テーマ・旅は道づれ)』で佳作をいただきました
更新:2021/12/4
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『十八歳で死に、同時に国も滅びる』 父親がろくでなしだったせいで、そんな呪いをかけられてしまった王女エウフェミア。期限まであと一年というときに、彼女の夫となってくれる青年が現れる。敵国に人質として差し出すために育てられ余ってしまった王子、ジェレミアだ。 これは普通ではない生き方をしてきた二人が出会い、幸せになるお話。 (カクヨムでも公開しています)
更新:2021/4/26
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『転生したら悪魔憑き悪役令嬢だった』 その後のおまけのお話。(本当にただのおまけです。短いです) ◇◇ 悪魔は手にキスをするばかりで、肝心な言葉をくれないが……。
更新:2020/8/24
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大好きだったアニメの悪役令嬢シャンタルに転生していると気付いて以来、悪役を回避しようと努力を重ねてきた。だけど、ひとつ問題があった。私がヒロインをいじめないと、国が滅んでしまうのだ。 挙げ句に聖女がシャンタルは悪役令嬢を演じるようにと告げたそうで……。 ◇◇ 泣きそうな気分の私を助けてくれたのは、婚約者の兄であるテオフィルだった。 (カクヨムなどでも公開しています)
更新:2021/1/1
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