逃げ延びたファンティーヌは焼け落ちる生家を遠く離れた丘の上から見ていた。 大切な物全てが失われた。そんな彼女を、逃してくれた護衛の男が優しく労る。けれど彼女はそれを拒絶した。 ずっと恋い焦がれていた男だった。 初めて見せてくれた優しさだった。 けれど、彼女にはもう返すだけの物が何もない。これから先足手まといになる女など、彼が背負う必要はないのだから。
更新:2013/8/1
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五つ年上の彼は私のことを友達の妹としか思っていない。 だから去年も振られた。 今年は最後の告白のつもりで無理矢理クリスマスイブの約束を取り付けた。なのに会いに行ってみれば、彼は綺麗なお姉さんと並んで笑っていた。 最後の告白を前に、私の初恋は敗れ去った。もうあきらめる!って覚悟を決めたのに、彼は逃げた私を探しに来た。 今更、何で?
更新:2013/12/23
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リィナは村の祭りで、村の少女達があこがれる「姫巫女」役に選ばれた。 舞の相手は騎士として活躍しているヴォルフ。 あこがれの彼との舞を喜んでいたのもつかの間、リィナの平凡な人生は神殿によって狂わされようとしていた。 救いの手を差し伸べたのは、出会ったばかりの騎士、ヴォルフ。 思いもよらない運命に翻弄されながら二人は絆を深めてゆく。 二人で生きていく未来のため、二人が築き、辿るのは、一つの未来へと繋がる、一つの歴史。 これは伝説となった、剣士と姫巫女の物語。
更新:2014/4/13
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婚約破棄を宣言された少女は、原因となった女とそれを取り巻く婚約者達を見つめながら、なぜこんな事になったのかを思い返していた。
更新:2015/8/30
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notヒストリカル 「わたくしと、結婚して下さいませんか?」 アルミナがそう声をかけたのは、いかにも浮浪者じみた、薄汚れた男だった。 一応1話完結型の短編連作。
更新:2013/5/31
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各国を旅する商隊で働くセアラは、国内最大の大商人オーブリー家の御曹司と出会う。彼は、幼い頃親戚から虐げられていたセアラに「助けてあげる」と言ってくれた大好きなお兄ちゃんで……。 大団円ハピエン企画参加作品
更新:2016/2/21
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幼い頃から好きだった陛下は、私をかわいがってくれるけれど、きっと娘ぐらいにしか思っていない。それでもずっと想っていたかったけれど持ち上がった結婚の話を断る事は出来なかった。 陛下、一夜の情けで良いから、私を女性として愛して下さい―― 二十も年上の国王に恋する侯爵令嬢の恋物語。
更新:2012/8/16
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大好きな彼に告白し続けて一ヶ月。 「好きです」「だが断る」相変わらず彼は素っ気ない。 でもめげない。嫌われてはいないと思っていたから。 だから鬱陶しいと邪険にされても気にせずアタックし続けた。 彼がほんとに私の事が嫌いだったと知るまでは……。嫌われていないなんて言うのは私の思い込みでしかなかった。
更新:2013/6/27
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