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作者:笹 塔五郎

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作:笹 塔五郎

「黙っていたら美少女」と言われたので黙っていたら、『静寂の聖女』とお淑やかで清楚なイメージを植え付けられてしまいました ~趣味はドラゴン狩り、好きな食べ物はドラゴンの尻尾のステーキです~

『静寂の聖女』――それは言葉を交わすことなく、人々を救う冒険者のことであった。  人々を癒し、村を襲う魔物と対峙しながらも見返りを求めないその姿は、まさに英雄であり、聖女と呼ぶに相応しい存在であった。 「おい、リズ。ここは『外れ』だ。狼の魔物ってことは、精々『グレイ・ウルフ』か『フォレスト・ファング』がいいところだぜ。私が相手するまでもねぇ、クゾ雑魚ってことだ」  その実態は、とんでもなく口の悪い戦闘狂の冒険者だということは、パーティメンバー以外知らない。  黙っていたら美少女――それはまさに、クレン・ティルトーのためにあるような言葉だろう。  口を開けば『殺す』『死ね』『雑魚』と暴言ばかりで、地上で最も強いとされる魔物のドラゴンと戦うのが趣味というヤバさ極振りの彼女だが、『静寂の聖女』として名が知れたことで、優先して強い魔物と戦う仕事を得られるようになってしまい、普段は猫を被る生活をしている。  癒しの魔法が使えるのは、自分が長く戦場で戦うため――ただそれだけのために、覚えた魔法であった。  今日も彼女は、『静寂の聖女』として振る舞いながら、まだ見ぬ強敵を求め続ける。

更新:2021/6/3

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