一人、少年は水を切る。幼いあの子のために、あの日に死んだ、まだ小さな弟のために。 そうしてあの子はやってくる。この世を離れた悲しさと、ひとりぼっちの寂しさを携えて、今がその時だと、床板を軋ませて。 (2018年に小説家になろうにて、夏のホラー企画に参加した作品です。全九話完結)
更新:2020/11/22
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ぼくは、かくれんぼをしている。今は、ぼくが鬼の番だ。 「もういいかーい!」 セミの声が溢れる森に、ぼくの声がこだまする。 早く、みんなをみつけなくちゃ。
更新:2016/8/3
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街の橋の下に、二匹の猫がすんでいました。その猫、ネネとニニはいつも一緒です。どんなにつらい事があっても、一緒に頬をくっつけあえば、幸せな気持ちになれました。いつまでもこの幸せが続くと、二匹は信じていました。
更新:2007/12/2
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夏休み前のある日の放課後、僕は忘れ物をしたことに気が付いた。だれもいない、静まり返った夕暮れの校舎で、彼女は僕を見つけて嬉しそうに笑っていた。
更新:2007/7/8
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