「お主、わらわを殺めることはできるか?」 預言の神子マグダレーナは退屈し、絶望していた。未来の全てを見通す彼女にとって、自分の人生はおろか、世界の行く末すらも出口のわかりきった迷路のようなものだ。しかし、定められた『死』によって終わるはずの退屈は、一筋の流星によって終わりを告げた。未来を見通す神子と、流星より来たる神子が交わりしとき、剣を以って破滅を裂き、盃に盛って幸を振る舞う、希望の巨神が産声を上げる――。
更新:2014/12/7
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世は百年に一度の神話祭。 神の代行者たる巫女が供たる勇者を連れて世界を巡り、仕える神に対する信仰心を集め、捧げる事で世界の理を平常に保つ催しの真っ最中。 だが、死の神の巫女マリアベルには、使命よりも重要な目的――『婚活』があった。 この物語は、後に『死と誕生の巫女』と呼ばれた少女と『神殺しの大勇者』と呼ばれた少年の仲間達が残した、ささやかな神話の断片である。 本編【しにこん~死と婚活の巫女は理想の勇者とゴールインしたい~】 【エンターブレイン様から書籍化、ウェブ版も全編掲載、連載継続中】
更新:2014/11/3
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偉大な魔法使いを父に持つ少女、レーシュはおっぱいのついたイケメンである。 大自然にもまれ、逞しく健やかに育った彼女は、命と引き換えに世界を救った父の影を追うかのように、魔法研究に没頭していた。 そんなレーシュに、転機が訪れる。各地で、亡き父が最後に使った魔法を簡易化した『自爆魔法』による、『自爆テロ』行為が横行し始めたのだ。 このままでは父の名誉も『自爆魔法』という負の遺産を残した原因として地に落ちるかもしれない。 ゆえに、レーシュは、王都からやってきた最強のスポンサー、ガマリエル王子の協力を取りつけ、魔法使いとして、真実を探求する決意を固めるのであった。 この物語は、『自爆魔法』の真なる完成と封印を目指す少女と、世界を処刑する権利を持つ四人の魔法使いが紡ぐ、破壊と創世の英雄譚である。
更新:2014/12/12
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