かつて一世を風靡したゲームがあった。 多くのゲーム好きが待望してやまない仮想世界へ自分自身が入り込んだと、そう錯覚するほどのゲーム。 これまで視覚を外部から切り離し、没頭しやすい、それだけでVRゲームと呼ばれていた物とは一線を画したそのゲーム。 プレイヤーは専用の筐体を利用することで、完全な五感をゲームから得ることができた。 月代典仁もそのゲーム「Viva la Fantasia」に大いに時間を使った一人であった。 彼はその死の間際もそのゲームを思い出す。 そこで彼は多くの友人を作り、語らい、大いに楽しんだ。 彼が自分の人生を振り返る、その時にそれは欠かせないものであった。 満足感と共に目を閉じ、その人生に幕を下ろした彼に、ある問いかけがなされる。 「あなたが憧れた世界で、もう一度人生を送ってみませんか」と。
更新:2024/4/22
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実力はあれど、さまざまな問題を抱えて追放された「はみだし者」の寄せ集め。 魔族と戦う機関<勇者協会>の新人職員エステルは、そんな異質な勇者パーティのリーダーに任命される。 『仲間を皆殺しにした』という凶悪な相貌の狂戦士。 『経歴詐称』をしたとは思えない真面目そうな騎士。 『メンバー間の連帯を乱した』気だるそうなエルフの魔女。 『人格に問題あり』とされる人懐こい笑顔の好青年。 『能力の制御が困難』で外にも出たがらない少年。 戦う力もない、これといった特技もない、ただ優しくて一生懸命。 そんなエステルだからこそ、彼らをまとめ上げて最強の勇者パーティを作り上げられたのだと――後に誰もが知ることになる。 ◆第四部始動!! ◆カクヨムでも掲載中 ◆更新状況などはツイッターにて
更新:2024/2/10
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