平和は俺達にとって生き難い世の中だ・・でも、そんな日常は幸せに溢れていた。 そこは俺にとって、ただ一つの帰る場所だった。 だがそこは、俺のような屑が、居て良い場所ではない。 本当は、分かっていたんだ、俺に逃げ場なんて無いって。 それでも・・・愚かで、惨めな俺は・・・まだ其処にいた、人殺しである事を隠して
更新:2010/12/2
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暗くて前がみえない。助けを求める勇気もない。 もうどうでもよくなって、このまま消えてしまいたいと願っていた。だけど君は、そんな俺の光になってくれた。小さな輝きだとしても、彼女は俺にとって暖かな救いだった。 ―――これは 遠い異世界の物語。 誰よりも勇者を信じ、必死に戦い続けた男がいた。彼はなにも見えない暗闇のなか、ひたすらに自分の道を信じ、遥か先に存在する一点の光を目指した。 この道を歩けば歩くほど、輝きは強さを増し、青年の身体を焦がしていく。 やがて運命の日が二人にも訪れるだろう。そのとき乙女は誠の勇者となり、人々に英雄として語り継がれる。 光には必ず闇が存在する。伝説となった英雄の影にもまた、歴史に埋もれてしまった愚か者たちがいた。下手くそだとしても、そんな忘れられた人たちの物語を描きたい。
更新:2019/8/18
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