卒業式の日。俺、赤宮那月は人生で初めての告白を受けた。 お相手は男子の学内人気投票一位の蓮咲恋詠。俗に言う、学園のアイドル的存在の美少女だ。身長こそ低いものの、それ以外は完璧。モデル並みの端正な顔立ちに、常に全国模試の上位、学内ではトップの秀才。 三年間ぼっちな上に、顔も普通の俺が告白される謂れなど一切ない。 「そういう運命、といいますか……」 恋詠は占いが好きだということを俺も知っていた。だから告白した理由を聞いて納得した。 たまたま見たサイトで生年月日の相性がよかった。ただそれだけらしい。 俺は一人がっかりして、その告白を断った。 そしてその日の夜。父の再婚により、何故か俺と恋詠が同棲するという話に……
更新:2020/3/1
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ある日、阿澄伊織(あすみいおり)は友人から、一足早い誕生日プレゼントをもらった。 プレゼントというのはとある最新ゲームソフトなのだが、それをもらってからというもの、偶然か必然か、隣の席の『ロリ聖女』小野寺葵(おのでらあおい)とよく目が合うようになった話。
更新:2019/9/29
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『もしも』の話をしよう。 ――もし、ネットゲームでできた初めての弟子が身近の知り合いだったとして。 ――しかもその人が学内屈指の美少女で、関わりづらい人物だとしたら……。 「師匠、これからもリアルでよろしくお願いしますね」 「俺はあんたの師匠じゃねぇ!」 そんな『もしも』で始まる学園ラブコメ。
更新:2020/5/30
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小学生の頃、俺は妹の蜜莉の誕生日に『お嫁さんにしてあげる券』というものをあげた。その時は仮にも小学生、仲良い兄妹の微笑ましい記憶の一つでしかないと俺は思っていた。 だが高校生になった今、蜜莉は本気でお兄ちゃんと結婚すると言い出した。小学生の俺が書いたはずの『お嫁さんにしてあげる券』にはいろいろと不都合なことばかり書いてあった。 そんな『お嫁さんにしてあげる券』で脅される兄と、兄が大好きすぎてツンデレのツンが消えてしまった妹の物語。
更新:2021/3/15
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昨日、父さんからメールが来た。 どうやらうちで家政婦を雇うことになったらしい。両親共に海外で仕事しており、おそらく高校生の僕の生活を心配してこその提案だと思う。 それに、家政婦の人はもう決まっているらしい。父さんの大事な友人の娘さんだという。 可愛い女の子だったり、なんて期待を膨らませつつ、僕は玄関の扉を開けた。 「栞田、さん……だよね?」 だがその期待はある意味大きく外れた。そこにいたのはクラスメイトで通称『女神様』の栞田あかねだった。 ※ジャンル別日間ランキング2位、ありがとうございます。(2019.10.8)
更新:2019/11/9
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「す、好きじゃないけど会長よりは叶のことを好きな自信あるよ! 小春の方が叶といた時間は長いんだから」 「私の何を知ってそう言ってるのかは分かりませんが、私もあなたに負けている気は一切しませんよ?」 ツンデレな幼馴染の小春と、クーデレな生徒会長の一華。そしてクラスメイトたちから嫉妬と羨望の眼差しを受けるのは主人公の静月叶。 「――なぁ二人とも、もしかして俺のことが好きなのか?」 「なわけないでしょ!!」 「誰があなたみたいな凡人を」 「ですよねー……」 この男を巡り、二人の美少女は今日も無自覚にデレ強めで張り合う。 これは、そんな夢見ない現実主義者の叶と不器用だけど時々本心が漏れる二人の美少女の物語。
更新:2021/3/20
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