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作者:月白ヤトヒコ

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作:月白ヤトヒコ

腐ったお姉ちゃん、【ヤンデレBLゲームの世界】で本気を出すことにした!

ある日、不遇な異母兄が虐げられる理由を考えていたら―――― この世界が鬼畜ヤンデレスキーな腐女子ご用達の、ほぼほぼハッピーエンドの無い、メリバ、バッドエンド、デッドエンドの散りばめられているBLゲーム【愛シエ】の世界だと気が付いた! そして自分が、ゲームの攻略対象のメンヘラリバース男の娘こと第三王子のネロに生まれ変わっていることを知った前世腐女子の茜は、最推しだったゲーム主人公(総受け)のバッドエンド&死亡フラグをへし折ることを決めた。 まずは異母兄弟であることを利用し、ゲーム主人公のシエロたんに会うと―――― なんとびっくり、シエロたんの中身は前世の弟、蒼だったっ!? BLは嫌だと『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』と、半泣きで縋られたので、蒼のお姉ちゃんである茜は、弟の生命と貞操と尊厳を守るため、運命に立ち向かうことにした。 「生でBLを見られる♪」というワクテカな誘惑を、泣く泣く断ち切って・・・ どうにかして、破滅、死亡フラグを折って生き残ってやろうじゃないのっ!!!! 掛かって来いや運命っ! 設定はふわっと。 多分、コメディー。 ※BLゲームに転生ですが、BLを回避する目的なのでBLな展開にはなりません。 ※『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』の、腐ったお姉ちゃんが主役の話。 『腐ったお姉様~』の方を読んでなくても大丈夫です。 アルファポリス・カクヨムに掲載。

更新:2024/4/30

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作:月白ヤトヒコ

真に遺憾ながら・・・あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です。

今日も今日とて、ドッゴーンっ!! ドカーンっ!! バキバキっ!! メキョっ!! と、大きな地響きやら、なにかの衝突音が大気を震わせ、轟音として響き渡る。 「オルァっ!! その程度かよっ、キングの名が泣くぜっ!! ヒャハハハハハハハハハっ!!」 「ぁ~、それで、なんでしたっけ?」 爆音と轟音に加え、ちょっとアレ系な高笑いをBGM代わりに、王城から来たという使者を見やる。 「で、ですからっ………………」 またもや、ドッゴーンっ!! という盛大な音に掻き消される使者の声。 「姫には、恩賞として砂漠の国の後宮へと嫁ぐことが許されましたっ!!」 王城からの使者がなんぞアホなこと言ってんなぁ。つか、知らんのか。そうかそうか。 「真に遺憾ながら・・・あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です」 そう言ってドンパチやってる方を指差した俺の言葉に、使者共の目が驚愕に見開かれる。 「な、なにを言っておいでだっ! 一国の、それも嫋やかで虫も殺せぬような第二王女が、あのようにオーガキングと互角に渡り合える筈がないだろっ!?」 「いえいえ、真に遺憾ながら、あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です」 と、俺は繰り返す。つか、その『嫋やかで虫も殺せぬような姫様』を、碌な装備も持たせず、バックアップも無しに火竜討伐に出したのはどこのクソな国だかなー? 虐げられていた第二王女こと姫さんが、望まぬ結婚を強いられるよりはとヤケクソな勇気を出して難アリな寄せ集めパーティーメンバーと火竜討伐に出て―――― バトルで『ヒャッハー!』する戦闘狂になるまでの経緯と、その顛末の物語。 設定はふわっと。

更新:2024/3/8

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作:月白ヤトヒコ

裏切りの暗殺者(当て馬兼最難関隠しキャラ)は、死にたくないしヒロインに忠誠も誓いたくない

どうやらわたしは、聖女がヒロインの乙女ゲームに転生したようだ。 それも……ヒロインを執拗に付け狙うストーカー暗殺者として。 暗殺者は、ヒロインが攻略対象とくっ付くための当て馬。そして……隠しキャラの、最難関攻略対象でもあった。 暗殺者にあるのは、攻略対象シナリオ分の大量の死亡フラグ! 唯一、暗殺者が死なないでヒロインに攻略されるというルートがあるが……それは通称『百合エンド』と称される暗殺者がヒロインに忠誠を誓うエンドのみ。 しかし、そこに辿り着くまでは難易度が高い無理ゲーでもある。ヒロインがステータスほぼカンストというそこまでの努力をしてくれる可能性は限りなく低い。 おまけにわたしは、このヒロインが嫌いだ。 真顔で「は?」と言いたくなるような・・・全体的に、イラッとするタイプのヒロインだった。まぁ、わたしの主観なのだが。 生き残れるのが通称『百合ルート』のみとは言え、リアルで百合って、相当仲良くないと無理だろ。 というワケで、死にたくないしヒロインにも忠誠を誓いたくないので、シナリオをぶっ壊そうと思います。 わたしの死亡エンド回避のためにっ!? ※通称『百合ルート』を回避するために動くので、百合ではありません。 設定はふわっと。 アルファポリスに掲載。

更新:2023/9/9

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作:月白ヤトヒコ

虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い

「わたしの家はね、兄上を中心に回っているんだ。ああ、いや。正確に言うと、兄上を中心にしたい母が回している、という感じかな?」 病弱な兄上と健康なわたし。 明確になにが、誰が悪かったからこうなったというワケでもないと思うけど……様々な要因が積み重なって行った結果、気付けば我が家でのわたしの優先順位というのは、そこそこ低かった。 そんなある日、家族で出掛けたピクニックで忘れられたわたしは置き去りにされてしまう。 そして留学という体で隣国の親戚に預けられたわたしに、なんやかんや紆余曲折あって、勘違いされていた大切な女の子と幸せになるまでの話。 設定はふわっと。 『わたしの愛しいねえ様。』の婚約者サイドの話。彼の家庭環境の問題で、『わたしの愛しいねえ様。』よりもシリアス多め。一応そっちを読んでなくても大丈夫にする予定です。 ※兄弟格差、毒親など、人に拠っては地雷有り。 ※ほのぼのは3話目から。シリアスはちょっと……という方は3話目から読むのもあり。 ※40話以降の高等部編からは割とコメディー。40話以降から読むのもあり。 ※勘違いとラブコメは後からやって来る。 アルファポリス・カクヨムに掲載。 ブックマーク、評価、いいねをありがとうございます♪

更新:2023/9/1

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作:月白ヤトヒコ

ああ……ようやくお前の気持ちがわかったよ!

会社の同僚と不倫をしていた彼女は、彼の奥さんが酷い人なのだと聞いていた。 なので、彼女は彼と自分の幸せのため、『彼と別れてほしい』と、彼の奥さんへ直談判することにした。 彼の家に向かった彼女は、どこか窶れた様子の奥さんから……地獄を見聞きすることになった。 這う這うのていで彼の家から逃げ出した彼女は、翌朝―――― 介護士だった彼女は、施設利用者の甥を紹介され、その人と結婚をした。 その途端、彼に「いつ仕事を辞めるの?」と聞かれた。彼女は仕事を辞めたくはなかったが…… 「女は結婚したら家庭に入るものだろう? それとも、俺の稼ぎに不満があるの? 俺は君よりも稼いでいるつもりだけど」と、返され、仕事を辞めさせられて家庭に入ることになった。 それが、地獄の始まりだった。 設定はふわっと。 ⚠地雷注意⚠ ※モラハラ・DV・クズ男が出て来ます。 ※妊娠・流産など、センシティブな内容が含まれます。 ※少しでも駄目だと思ったら、自衛してください。 アルファポリスに掲載。

更新:2023/8/4

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作:月白ヤトヒコ

【連載ver】愛されていた。手遅れな程に・・・

婚約してから長年彼女に酷い態度を取り続けていた。 けれどある日、婚約者の魅力に気付いてから、俺は心を入れ替えた。 謝罪をし、婚約者への態度を改めると誓った。そんな俺に婚約者は怒るでもなく、 「ああ……こんな日が来るだなんてっ……」 謝罪を受け入れた後、涙を浮かべて喜んでくれた。 それからは婚約者を溺愛し、順調に交際を重ね―――― 昨日、式を挙げた。 なのに・・・妻は昨夜。夫婦の寝室に来なかった。 初夜をすっぽかした妻の許へ向かうと、 「王太子殿下と寝所を共にするだなんておぞましい」 という声が聞こえた。 やはり、妻は婚約者時代のことを許してはいなかったのだと思ったが・・・ 「殿下のことを愛していますわ」と言った口で、「殿下と夫婦になるのは無理です」と言う。 なぜだと問い質す俺に、彼女は笑顔で答えてとどめを刺した。 愛されていた。手遅れな程に・・・という、後悔する王太子の話。 シリアス……に見せ掛けて、ちょいコメディー。 【短編ver】の王子視点に、裏側の同級生視点と公爵令嬢視点をプラス。 設定はふわっと。 アルファポリス・カクヨムに掲載。

更新:2023/5/20

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