夏目邦彦。彼は『鉄血』と呼ばれるほど冷徹にして冷静な人間であった。三十六年の人生を刑事に捧げるも、私怨によって幕を閉じることになってしまう。 しかし、彼の人生はそこでは終わらない。いや正しくは夏目としての人生ではなくゾルバ男爵家の嫡男として新たな人生が幕を開けたのだ。 外見年齢十四歳、内面年齢四十歳。成熟し過ぎた男は追放されたり詐欺にあったりと不幸の連続に苛まれながらも、持ち前の『鉄血』ーーー……、いや、それさえ通り超した『鋼血』の精神で平然と生きて行く。
更新:2016/4/10
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編集者を目指して上京した少女、涼風 暮葉。 そんな彼女が気付けば異世界へ。手持ちは傘と自転車だけという、非常に頼りない物だけだった。 さらには通りすがりの騎士団に捕縛されてしまい、精霊と勘違いされて尋問を受けることに。 自白剤紛いの石を突き付けられた彼女だが、そんな尋問を中止させる事態が発生する。 街中で差別されていた獣人達が暴徒と化し、暴動を起こしたのだ。 彼女はそれの様子を見るべく外へと出る事になるのだが、それが彼女の運命を変える切っ掛けだった。 黒衣の襲撃者達、精霊石の暴走、滅国跡地での闘争ーーー……。 彼女は次第に様々な出来事に巻き込まれていく。 自我を貫き通しまくり、巻き込まれに行く系少女の戦いが、始まる。
更新:2015/11/12
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とある万屋、[秋鋼] その万屋は依頼された事は絶対に達成させる万屋 しかし、その万屋には裏の顔がある 一般市民から受ける依頼とは、また別の依頼 それは[軍]より受ける依頼 能力者組織、[軍] 世界各地に支部を持つそれは能力者を統括、監視する組織 万屋の裏の顔は、その軍より依頼を達成すること それは暗殺、裏切り者の始末などの役目 ある高校生、蒼空 波斗は学校の帰り道に美女と出会った 何かの詐欺と疑いつつも、ついて行く波斗 その先では街中の店に連れて行かれた そこは万屋 その名は[秋鋼] その店に入った途端、女性の態度が急変 後頭部に拳銃を突きつけられ、強制的に働く事に 「百聞は一見にしかず」と連れて行かれた先で蒼空が見た物は…
更新:2013/3/22
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『銀鎖の大罪』。それは、国家お抱えの特殊部隊。 その名が如く、部隊と言う名の銀鎖に繋がれた、大罪を背負う罪人共。 大罪の種は七つ。憤怒、嫉妬、傲慢、色欲、暴食、強欲、怠惰。 よって銀鎖の大罪の構成人数は七人とされている。 『銀鎖の大罪』は懲役百年以上の犯罪者が配属され、任務上の功績によって刑期を軽減されるという物である。 ウェス国からサウド国へと向かう、一本の列車。 その列車がある傭兵集団にハイジャックされる事となる。 途中停車駅など無視して爆進する暴走列車。 その暴走列車を止めるべく、ウェス国のネルビン駅にはある男の姿があった。 全身を真っ黒なスーツで覆い、煙草の白煙を吐き出す男。 そんな彼は一つの手帳を持っていた。 漆黒の中に浮かぶ銀の鎖に縛られた十字架。 その印こそ、『銀鎖の大罪』の証である。
更新:2013/6/1
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