ここは黒い太陽が輝く世界。昼は薄暗く、夜は尚暗い。 そんな魑魅魍魎と隣り合わせの世界で、妖怪退治『左団扇』を経営する二人組。 鵺使いの亜緒と、「妖殺し」の異名を持つ蘭丸。 しかし、いつも『左団扇』には閑古鳥が鳴くばかり。 そんな店の扉を久しぶりに叩いた客、藤野宮 宗一郎は「殺したはずの彼女に命を狙われている」という。 奇妙な依頼人の命と自分たちの生活費のために、二人の妖退治屋が軽い腰を上げる。 彼らを取り巻く個性溢れるキャラクター達と、非日常的日常と妖しい世界。
更新:2018/11/23
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「三食まかない付き。給金とはべつに、お仕着せ等必要なものは支給あり。なんといっても一番の目玉は『温泉入り放題』これよ」 「やります! やらせてください!!」 早くに両親を亡くし、引き取られた伯父の家では行き場がない。どうにか家を出る必要のあった春風は住み込み女中の仕事を即決した。 たとえ勤務地が人里離れた山奥で、雇い主が没落気味の名家の子息で、職業が売れない作家であろうとも構わない。 もはや街には帰らぬつもりでそのお屋敷に向かった春風を待っていたのは、どうも「人間ではない」らしい青年と猫のような少年で……。 【初回公開時より1500字ほど加筆しています。カクヨムでも公開していますが、加筆前の状態のため、なろう版とは内容が違います】
更新:2021/12/12
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この世界には鬼が存在する。しかし、その数は非常に少なかった。 父親に捨てられ一人で生きてきた人のミホは、父が作った借金のため極道一家に連れてこられていた。 医師として最高の能力を与えられたゆえに苦悩する鬼の青年。 不幸にめげずたくましく生きていこうとする人の娘。 そんな二人が出会った。 明治三十年代を舞台にお送りするハートフルほのぼのファンタジー。 (C)2018 Kana Suzumoto アルファポリスさんにも投稿しています。
更新:2019/1/31
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志乃は戦へ行った夫の帰りを待っていた。彼から毎日届く文を読みながら、いつ帰ってきてもいいように妻として、屋敷を綺麗にして。しかし不安は募るばかりで……。
更新:2014/5/11
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大栄帝国の東の村で、仮面呪術師の凪は、妖魔に生贄にされそうになった子どもと出会う。間一髪妖魔から子どもを救ったが、子どもは妖魔に印を残されてしまった。印をつけられた子どもは、このままだと死んでしまう。都へ子どもを連れ帰った凪だが、姫神子の命により、その子どもと生活を共にし、妖魔から救うよう命ぜられる。凪が人嫌いと知っての命に、凪は苦々しい思いを感じるが……。
更新:2011/8/8
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名家の美姫として名が高い咲は、送られてくる文の一方的な内容に飽き飽きしてた。そんな彼女の元へ、一通の文が届く。
更新:2014/5/10
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人の立ち入らぬ森深き山で、ある日、月代湖の主は両親を探す少女、花乃と出会う。口減らしとして山に捨てられた少女は、その事実を受け入れようとしなかったが、ふとしたことがきっかけで、二人は生活を共にすることになった。やがて訪れた花乃と湖の主の別れ、そして再開の物語。◇◇◇和風小説企画参加作品◇◇◇
更新:2011/8/6
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