アタシは嘘が好きだ。 彼女も、彼も、皆嘘吐きだ。 って、え?あんたも嘘吐きなの? 嘘吐きな彼女を好きな彼女が、嘘吐きな彼に嘘を吐くまでのお話。 ※「畠くんが猫になった日」「嫌いな私を好きになるまで」に出てきた黒髪の女の子のお話。二作を読んでから読むことをおすすめします。
更新:2015/5/13
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ええ、とても奇妙な方でした……。その方とは旅先のある酒場で出会ったのです。私一人で寂しく飲んでいた所に話し掛けられまして。金髪のような銀髪のような不思議な色をした髪に、いたずら好きそうな紫の瞳、どことも知れぬ異国ふうの衣裳、若く見えて熟年のような落ち着いた語り口調、男性的な体つきなのに女性的な物腰のやわらかさ。彼は見た目からしてどこか奇妙でした。でもねぇ、何が奇妙って、彼のしてくれた話なんです。まあ聞いてください、彼のした話を……。
更新:2009/9/23
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彼は正直者で、私は嘘吐きだ。 彼と私の関係はただそれだけである、私が彼に好意を持っていることを除けば、の話だが。
更新:2015/5/7
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アニタ・メルディスは城に仕える新人掃除婦である。いつも通りの一日を過ごしていたはずの彼女だが、不思議な石の力でいきなり見慣れぬ場所に飛ばされてしまう。飛ばされた先で混乱するアニタの元に、さらに不審な男が現れて──?◆気丈で図太くて割と強かな女と、性悪で捻くれた胡散臭い男が、嘘まみれのタイムスリップアドベンチャーを繰り広げるおはなし。本編全15話+α。 ※エブリスタにも同タイトルで投稿しています。
更新:2022/5/22
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「僕を捻くれ者だと言う人がいる。人を見る目がないよねぇ、僕ほどに人の善い善人はいないって言うのにさ。腹黒いとか胡散臭いとか白々しいとか、まったくもってわかってない。僕は誰より友達を愛し、僕はなにより平和を愛し、僕はなにより・・・・・・・ああ、えっと、とにかくあれだ、いい人なんだよ。ベラベラとよく口が回る人は胡散臭いと言われて仕方がないかもしれないけれど、でも僕はたった今口ごもってしまったし、だから僕は善人だよね。きっと」 超能力を持つ学生とその学校。口数の多い彼の活動。 白昼堂々闇討ちし、威風堂々不意打ちし、正々堂々騙し討つ。王道を見下し、邪道をこそ凱旋する。
更新:2014/12/9
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