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作者:高杉なつる

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作:高杉なつる

派遣社員ジリアン・エヴァンスの手記

 ある日、少女は前世の記憶を思い出した。そして同時に理解した、自分はヒロインであると。  自分にはここではない世界で生きた記憶がある、そしてここは一世を風靡した某乙女ゲームの世界によく似ている。だから間違いはないだろうと。  しかし、少女にはなにもない。  魔法や聖なる力を使うことも、刺繍や調薬の技術も、異世界の知識も、なにもない。  さらに届け出が必要だといわれて届け出た役所で少女に与えられたのは【重要度ランクD】。  その人の持つ前世の記憶がいかに重要かを示したランクの中で、最も低いランクだった。  納得がいかずに騒げば、役所の奥の奥にある部署に連れて行かれた。  そこは〝なんでも相談課〟というふざけた名前の部署。  ふざけた名前の課に所属する職員はいう 「この世では、あなたのように前世の記憶を持っている人が大勢います。はい、沢山いるんです。あなただけではないんですよ。ですので、特別な技能や知識を持っていた方だけが重要度ランクが高いと認定されます」  少女の自分は「乙女ゲームのヒロインである」という思いを完全否定した職員は、少女に一冊の本を手渡す。  少女と同じように、特別な知識も能力もない一市民として生きたという記憶を持ったひとりの少女の十代半ばから二十代半ばに至る十年の手記を纏めたという本を。 「あなたと同じ立場だった女性のものですから、どうぞ参考にして下さい。こんな風に考えて行動した人もいたんだな、くらいに受け取って下されはいいかと」  本のタイトルは『派遣社員ジュリアン・エヴァンスの手記』という、なんのひねりもないものであった。  -*-*- 【月~金、1回更新/土日祝日お休み/事情により変更する可能性があります】 ※誤字脱字については気を付けていますがどうしても無くなりません、脳内で正しい変換をお願い致します。 ※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。 ※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在して当然のようにまかり通ります。そういうものなんだ、とご理解ください。 ※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛ください。 ※諸事情ありまして誤字脱字の報告・感想は受け付けておりません。ご了承下さいませ。

更新:2024/4/26

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作:高杉なつる

【本編完結・番外編投稿中】ご縁がなかったということで! ~選ばれない私は異世界を旅する~【書籍発売中】

 ある日突然従姉妹の杏奈と共に異世界へと飛ばされた玲奈。  そこは人間、獣人、エルフ、ドワーフなど多くの種族が暮らす魔法あり、モンスターありの世界だった。獣人の番、だと言われて連れてこられた異世界から元の世界に戻ることは出来ない。  しかし、お披露目会という名のお見合いに玲奈の番は現れない。待てど暮らせど現れず、玲奈はひとり取り残された。 「そう、私に恋のご縁はない、わけね」  恋に見切りを付けた玲奈は街へと飛び出す。  ◆皆様に応援していただきまして、書籍化になりました。   MFブックス様より 1巻発売中(2023年6月23日)             2巻発売中(2024年2月24日)   書籍化にあたり本文に加筆修正をしており、WEB版と書籍版は一部内容が異なっております。  ---------  しばらく創作活動をお休みしていた為練習として書いている習作です、設定は甘くふんわりしています。  ご都合主義がまかり通ります、ふわっと考えたトンデモ魔法やトンデモ職業などが普通に登場します。そういう世界なんだな、とご理解下さいませ。  ※誤字脱字は何度見直しても直りませんで……脳内で正しい変換をお願いします。  ※諸事情ありまして誤字脱字・感想は受け付けておりません。ご了承下さいませ。 【毎週水曜日更新】

更新:2024/4/17

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作:高杉なつる

巻紙屋ユーリア  ―半精霊は精霊騎士との夢を見ない―

ユーリア・ベルはワケアリの半精霊、と呼ばれている。 精霊の血をひいているにも関わらず、魔法は使えないし、ひとつの命を共有するオトモ妖精もいない。ついでに幼い頃の記憶もない。 そんなユーリアだが、豊富に持っている魔力を生かして魔法紙師を目指して修行中。 そろそろ修行も終了か、という頃になって師匠の店が火事で焼失。独り立ちを余儀なくされる。 やや強引な独り立ちを迎えたユーリアが、新天地で魔法紙師として、友人知人と親交を深め、これまたやや強引なアプローチをかけて来る騎士とも交流しながら、生計を立てて一人前になって行く物語。 ■更新休止中(再開予定:2024年2月~3月には) / 【2023年12月:第一部完結】 ※誤字脱字については気を付けていますがどうしても無くなりません、脳内で正しい変換をお願い致します。 ※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。 ※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在して当然のようにまかり通ります。 ※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛下さい。 ※諸事情ありまして誤字脱字の報告・感想は受け付けておりません。ご了承下さいませ。

更新:2023/12/13

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作:高杉なつる

無明探偵 ―天狗に育てられた男の翻弄される日々―

 ――そうだよ、私は約束を守るのがモットーだからね。  女癖が悪く強欲な社長の元で雇われ探偵をしている辰巳は、複数いる社長の恋人のひとりから新しく囲ったとされる女性の調査依頼を受けた。  それとほぼ同時に、社長からも高級料亭に関する調査をしろと指示も受け、辰巳は相棒である化け狸の藤吾と共に軽い気持ちで捜査を始める。  全く関係がなかったふたつの調査依頼の内容は、調査を進めるうち思わぬ関わりを持っていることが分かって……  震災も戦争も体験しなかった大正時代。  人間と八百万の神々が共に暮らす日ノ本で起こるちょっと不思議な物語。   ***  その国はヒトと異形の者が共に暮らす国。  姿形は似ていても、全く違うその者たちはそれでも折り合いを付けて暮らしている。  折り合いが付く事もあれば、付かない事もあり。  結果、残酷な結果となったとしても……それはこの国では当たり前の事。  老いも若きも、男も女も、ヒトも八百万も、皆同じ。  強さ、弱さ、狡さ……そして優しさ。  それら様々な気持ちを身の内に内包し、見せたり隠したりしながら、自らが消えていくまでの限りある時間を生きている。  日ノ本は、ヒトと八百万の神と呼ばれる異形の者が共に暮らす国。  どこにでもあるごく普通の生活が営まれている。  この世の中は常に……愛すべき、ろくでなし達の生きる世界なのだ。

更新:2023/8/6

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