一人の少年、暗城文はとある世界にクラスの半数の人と一緒に転移した。憧れていた異世界転移に浮かれていた文は、自分のステータスをみて硬直する。ステータスはクラスで一番低く、武器はヒノキの棒で固有武器扱い。魔法は使えない。唯一使えそうなスキルは【クリエイト】だが、『つくりかえます』というよくわからない説明文があるだけだった。しかも【ヒノキの棒の勇者】という超弱そうな称号がてかてかとある。とりあえず勇者ということは隠して地味に過ごそうとしているのだが、王女に目をつけられ、クラスで人気のある女の子は文に構う。そしてメイド長はミステリアスだ。それだけならまだ良いが、少し召喚された国がきな臭く感じてきた文は、逃走する算段を立て始める。 ―――― 週に何回と決まっているわけではないですが、週何回かは投稿していきます。
更新:2016/8/26
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勇者が行方不明になった。 その報が流れたのは世界を遊園地化して小さい子だけの世界を作ろうとした魔王ヒヤマが討伐されて一か月を経った頃だった。そんな勇者に恋慕を寄せていたイチジクというかつて彼とともに世界を股にかけて旅をした彼女は、その軌跡を追うかのように王宮を飛び出し勇者を探す旅に出た。 ――――まじめなふりをした作品になりました。
更新:2016/1/18
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高校生活最後の日。僕は頬杖をついて窓の外にある桜の木をぼんやりと眺めていた。桜の木はこの学校は校庭にあるあの一本だけ。告白するならあそこの木の下でしたい。 でも、僕にその告白する勇気はなかった。三年間好きだった女の子はあまりにも高嶺の花で、そこまで接点もない。だから、僕の想いはこの学校で咲いて、散っていく。そう、思っていた……――。
更新:2014/3/31
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夏休みの作文を読んでいたら異世界に行っている子がいたから思わずじっくり読んでしまった。とってもとっても難しい漢字を何故か知ってるし、とても教育の悪いおじさんとか出てきて、先生としてとても不安になる作文だったから、最後は思わず現実逃避してしまった。――――そんな作品。
更新:2015/8/31
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「その本って、もしかして小坂慎一郎の小説ですか?」 茹だるような暑い夏。そんな季節に冷房が効いた区の図書館で机に向かっていた男の傍においてあった小説に反応したのは、目の前にいた女性だった。その女性はとても子供っぽく、しかしかなりの知識を有しており、男はそれに感服しつつ徐々に惹かれていく。それも、彼女が不思議な人だと思いながら。季節は流れ、互いに惹かれ合い自然と付き合い始めるのだが…………。
更新:2015/7/30
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