幼い頃に住んでいたボルダスの街に戻って来たアルフリーダ。 王都の魔法学院を卒業したての彼女は、二級魔導師の資格を持つ氷の魔女だった。 二級以上の魔導師は貴族の最下位である、準士の資格を与えられ辺境では名士の扱いを受ける。 ボルダスを管理するラーケム伯と教会の牧師様の来訪を受けた時、アルフリーダは親友のエリダと再会した。 彼女の薦めで、隣の城塞都市カルムの領主であるセナス公爵の息子、騎士ラルクを推薦されたアルフリーダ。 半年後、二人は婚約をすることになるが恋人と親友はお酒の勢いで関係を持ったという。 自宅のベッドで過ごす二人を発見したアルフリーダは優しい微笑みと共に、婚約破棄をしたいと申し出る二人にとある贈り物をすることにした。 他の投稿サイトにも掲載しています。
更新:2021/10/5
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下級貴族の最下位、騎士の娘だったロゼッタに人生の転機が訪れたのは八歳の時だ。 はるかに縁遠い伯爵家の養女になり、ロゼッタの人生は一変した。 華やかな社交界、有力貴族の子弟子女の集まる学院に入れたのも、伯爵家の威光があったからだった。 持って生まれた緋色の瞳を美しいと褒め称えられ、気に入られた相手は王族に連なる公爵令息アンソニー。 二人の恋は学院卒業と同時に結婚へと踏み切るかと思われたが……度重なる王位継承者の病死により、アンソニーが時期王位継承者に選ばれた時、冷たい別離の道へと舵は切られてしまう。 そして、王太子になった彼の口からでた言葉は、婚約破棄のそれだった。 他の投稿サイトでも掲載しています。
更新:2021/10/15
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