ローズマリー伯爵令嬢は、数年に渡り恋人関係にあったマキシムから、ある日突然告げられる。 彼女の幼馴染で親友である、リリベル子爵令嬢と彼が婚約したことを。 思い返せば、彼とローズマリーの関係に決定的な言葉はなく、ただ異性との交友を禁じられているだけだった。つまり、私は彼にとっての単なるキープだったのだ。 親友と恋人からの裏切りに絶望するローズマリーだが、そこに手を差し伸べてくれたのは、子供の頃から彼女を愛していたという皇子様で……!?
更新:2023/8/31
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