白河黒船が書く、なんかこう、よくわからない感じの短編集です。こう、なんかどうでもいいような隙間を刺し貫いて転んだみたいな作品です。この中から、いずれ長編化する作品がなかったりあったりなかったりなかったりなかったりします。つまりほとんどないです。が、まあ、頭空っぽにしてお楽しみいただければ嬉しいです。はい。
更新:2019/1/8
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――人間は社会的な動物である。言い換えるなら、群れなければ生きてはいられない。ゆえに彼はコウモリの生き様に憧れた。卑怯なコウモリは獣の群れからも鳥の群れからも放逐された。けれど、自分は上手くやる。どんな群れでも笑っている。それがコウモリの生き様だ――そんな主義を持つ高校二年生・式守(しきもり)綸太郎(りんたろう)はある日、自分とは正反対の生き方をする少女・円井(つぶらい)真名(まな)と出会う。群れる少年と群れない少女のふたりは、教師からの命令により、真名に友達ができるまでの間、《友達契約》を結ぶこととなった。そこに現れた友達候補の後輩の少女・二見(ふたみ)楓(かえで)もまた友人がおらず……。 ――これは、彼らの《友達契約》が、決裂するまでの物語。
更新:2017/6/20
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末吉対太【すえよし・ついた】は放課後の教室を好む変わり者の高校生だった。あるとき、教室で出会った森瀬双里【もりせ・ふたり】という女子生徒と、ひょんなことから不思議な契約関係を結ぶことになる。ふたりの他には誰もいない、茜色に染まる教室の中で、今日も彼らは時間を無駄にする。青春を無駄に費やすことに全霊を賭ける、阿呆な高校生の物語。
更新:2012/12/11
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学校一のモテ男であり成績優秀スポーツ万能の完璧青年は、幼馴染みに絶縁された。 学校一のモテ女であり成績優秀スポーツ万能の完璧少女も、幼馴染みに絶縁された。 こんなことがあっていいのだろうか。 いやよくない。 奴らを見返すために、俺/私たちはしあわせにならなければならない! かくしてふたりは、学校一の美男美女カップルとなったのである。 ……なんで?
更新:2020/3/25
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伝説の冒険者集団《七星旅団(セブンスターズ)》が、突然の解散を宣言してから約一年。呪いにより魔力を制限されたルーン魔術師、元地球人の青年アスタは、解呪の方法を探し魔術の学院へと通っていた。以前、冒険者として一線にいた経験を買われ、学生の選抜パーティとして迷宮に潜った彼は、そこで仕掛けられた陰謀の一端を垣間見る。古き仲間と、新しい仲間、そして因縁の敵を前にして、やがてアスタは退いたはずの戦いへと身を投じることとなり――。七星旅団の六番目。《紫煙の記述師》の二つ名を持ち、最強の冒険者の一角とまで謳われた印刻使い。彼が秤にかけるのは、かつての約束と新しい誓い。異世界の秘密を前にして、アスタは戦いを決意する。 ダンジョン系異世界トリップ王道風ファンタジー。 【書籍化しました。HJ文庫様より発売中!】
更新:2022/7/1
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少年は、不治の病に苦しむ少女のため、不死の果実を捜して森へと入った。魔物が跋扈し、魔女が住まうという魔の森へ。その奥で、彼は森の魔女に出会う。不死の果実を手に入れんがため、少年は魔女と契約した――。 少女は、行方不明となった少年を捜すため、聖剣の勇者の力を借りて魔の森へと立ち入った。最強の騎士と、聖女と呼ばれる魔法使いの少女は、森の奥で王と呼ばれる魔物に出会い――。 ふたつの視点が交差する、愛と祈りの物語。
更新:2014/12/26
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――それは童話の王国に、古くから伝わる物語。 ある年のこと。冬の女王が塔から出てこなくなってしまった。この国ではそれぞれの四季を司る四人の女王が交替で塔に入ることで、四季の巡りを生み出してくれている。終わらない冬。王はついに王国中へお触れを出し、冬の女王が外に出てくる方法を募ったが、一向に事態は解決に向かわない。だがそんな折、ひとりの男が塔を訪れ、冬の女王を外へ出すことに成功したという。 終わらない冬を終わらせた名もなき英雄。――その事件の裏側にあった語られない真相を記す、一冊の本が存在した。
更新:2016/12/16
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